整理。国際陰謀説も含めた5つの中東情勢解説

2019年07月09日

お疲れ様です、岡三オンライン証券・武部力也です。 

さて、トランプ大統領が国賓訪日し、核合意を巡ってのイランに対し、安倍首相が仲介外交として
イランに訪問しテヘランでハメネイ師、ロウハニ大統領らと会談したのが6/12-13。
ところが同期間中に、日本の海運会社が運航するタンカーが攻撃され、その後に米軍偵察機の
ドローン(小型無人機)が撃墜され、米国の対イラン報復攻撃、とした緊張が走ったのが6月下旬。

その後、米軍攻撃は回避されたもののウランの濃縮度を核合意の規定を超える水準に間もなく引き
上げるとイランが発表し、トランプ米大統領が、「イランは気をつけた方がよい。」と恫喝した
ところが直近までの動きです。


正直、日本だと中東情勢に対する感応度にピン、とこないのが本音ですが、ニューヨーク市場関
係者からのレクチャーで各種見解等を整理すると、、、

イラン




”Japan's PM Shinzo Abe visit to Iran ”としたヘッドラインだけでも西側首脳として稀有
だから大したもんだが、、マーケットに直接影響はなかった。


イラン説によるタンカー攻撃・米無人機撃墜事件で米軍報復行動の躊躇には
.ぅ薀鸚府が関与していない説、
∧胴颪皀ぅ薀鸚府未関与を薄々認識?。そして軍事予算捻出や米株への悪影響からトランプ大統領
が躊躇した可能性
とはいえ、二期目を狙うトランプ大統領が弱腰外交、との誹りを免れるためにも強硬姿勢を貫くの
は当然なのではないか。ポーズとしては致し方ないのでは・・。


,亡悗靴討蝋餾蘖∨点發泙芭れており米国とイランが仲直りして欲しくない向きの行動との観測。
そもそもイランは宗教神事政権であり反米気質が強いので仲良くなるとも思えないが、昨夜は
サウジアラビア主導「有志連合」が公表した紅海での商用船舶攻撃計画を阻止も犯行と見立てられた
のが親イラン武装組織「フーシ派」。
同派はイランから資金援助を受けており、こうしたイラン支援の武装勢力や民兵の存在が米国と
イランの仲違いの為に画策している、との謀略観測が海外では聞こえている。それは同派に限らず
ユダヤ系シオニズムにもあるのではないか。


,亡悗靴討魯織鵐ー攻撃は跳ねッかえりのイラン革命防衛隊の仕業、とも言われるが革命防衛隊省
の統制下にある海・空軍組織もある、正規軍と並立した列記とした軍事組織。
政府の公式軍事組織が正式に軍事手段に出たのを認めた場合は、本当に戦争になる、宣戦布告になると
の見方。
では認めない理由は、本当にしていない、若しくはペルシャ湾・ホルムズ海峡の石油運搬等の国際航路
帯は、イランの領海内には設けらておらず、アラブ首長国連邦とオマーンの領海にあることは国際的に
も国連海洋法条約の上でも実は常識であり、イランがそれを自ら破り、米軍意識云々以前にアラブ首長
国連邦とオマーン、そのほか関係各国を相手に軍事行動を正式に進める、とも思えない・・。


イランがウラン濃縮度引き上げを発表したが要は核開発への警戒。しかし、そもそもが直ぐにイラン
が核爆弾を製造し、核爆弾保有国になれれるわけもなく、設備や投資技術から考えると少なくとも数年
かかるとの見方が専門家のようだ。無論、完成前に叩く、との見方も存在しているが。
ちなみに国際原子力機関(IAEA)はイランによる核合意の履行状況に関する緊急の理事会を7/10に開催。
過去、イランはIAEAの査察を通り受け入れており、そのIAEA事務局長は天野之弥氏。
同氏は外務省出身で2009年から連続して再任されており任期は2021年まで。つまり実態を一番知っている
可能性なのは日本政府、との見方




で、これら聞きかじりの6つを踏まえると表層的には投機的仕掛けに利用され易いもの、と考えましたが、
どうやら本格的な軍事衝突には及ばない、とみるものの矜持を賭けたチキンゲーム的外交、と考えると
暴発も警戒されるところ。

まずは燻り続けて感応度に鈍化することないように心掛けるようにしていますが、教科書的には
イラン有事→ホルムズ海峡封鎖→リスク回避の円高反応も原油価格は上昇→原油輸入はドル建て
決済≒ドル手当買い圧力→円安、
との見たてを描いています。


白紙










以下、朝の当社・投資情報部内でのブリーフィングに使用した本日の東京ドル円・日経225の



okasanonline at 11:24コメント(0) 
力也のFX道場 

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プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。
(2014年−2017年 東洋大学 社会人基礎力 特別講師)
(2012年−2018年 東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 委員)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


「勝ち残りFX」(扶桑社)

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