「良くない円安」と「国民ファーストの円安」
2018年09月12日
お疲れ様です、岡三オンライン証券・武部力也です。
足元のマーケット概況は◎<本日の為替コメント>◎で示しましたが、それ以外で聞き及んだ
市場の話題としてはトルコ財務省がユーロ建ての国債とリース証書を償還期間1年で居住者と
非居住者の個人投資家向けに発行すると発表したこと
ユーロ建て、と言うのがポイントで起債済みのソブリン債は過去において約3分の2がドル建て
なので周知”リラ安ドル高”の影響を緩和しようとしている思惑でありましょう。
人民元建て国債の発行計画もあるようですが、、エルドアン大統領が円高て発行して、安倍首相に
引き受けを頼み、、日銀が購入する・・。
無謀な話ですが、円が棄損≒良くない円安、、とした無茶な政策を市場関係者と雑談していました。


もっとも、台風や地震など自然災害に関する救済のための起債を数兆円単位で行い、それを日銀が
永久債の如く購入するなら前向きな緩和施策になる、まさに日本国民ファースト策、こんな話も
以前市場関係者らと話したことがあります。
来秋の消費増税もプラスの%分が全て災害福祉なら民意も相応に理解を寄せる、と思うのですが・・。
以下、朝の当社・投資情報部内でのブリーフィングに使用した本日の東京ドル円・日経225の上下焦
点です。
◎<日経225><ドル円>◎
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