FX投資家が日銀会合・FOMCを冷静に見た証拠
2018年08月02日
お疲れ様です、岡三オンライン証券・武部力也です。
さて、昨夜はFOMC米連邦公開市場委員会の結果よりトランプ米政権による2000億ドル相当の
中国製品に課す関税についてが話題となりました。
税率を当初発表の10%から25%に引き上げることをライトハイザー米通商代表部(USTR)代表
が提案していることでのネガティブ警戒反応です。
昨日記した通りで、対中穏健派と強硬派の存在が結果として中国政府を揺さぶっているのでしょうが
そうした外交駆け引きに市場も翻弄されているのが実際です。
もっとも、NY市場参加者も夏休みモードで開口一番、「涼しい」と市場感想より天候を話題とする
感じですから推して知るべしの活況度合、となりましょうか。
東京金融取引所くりっく365でのドル円買い比率(10数社を通じた投資家行動)も微動です。
売り買い交錯での出来高増は7/31-8/1(日銀会合・FOMC)は見受けられますが、持ち高を強く傾斜した
感は見受けられません。

店頭FX市場と比すと極めて小さい出来高ですが、特定の店頭取扱業者公表のデータは恣意的な営業姿勢
も反映し易いことに対し、東京金融取引所だと多数業者の出来高が反映され希釈化されることから
、FX投資家全般のドル円心理、買い比率がほぼ投影されている、と見ています。
以下、朝の当社・投資情報部内でのブリーフィングに使用した本日の東京ドル円・日経225の上下焦点です。
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