ビリージョエルが教えてくれるドルの読み方
2018年03月13日
お疲れ様です、岡三オンライン証券・武部力也です。
さて、東京と米国の市場テーマ、話題が全く違うなかで◎<本日の為替コメント>◎、、、
トランプ米大統領は週末に3/13にペンシルベニア州で実施される下院補選共和党候補の応援演説
をしました。

3/9発行の為替見通しで指摘した通り、トランプ大統領は演説の中で、同州の主要産品である鉄鋼に
新たな輸入関税をかけると決めた成果を有権者向けに案の定、強調しています。
新たな輸入関税をかけると決めた成果を有権者向けに案の定、強調しています。
で、わたくしの年代だと「おお、、」と思い出して頂けるかと思いますが、、選挙区の世情はまさ
に、ビリージョエルの『アレンタウン』をなのであります。
世代の違う方には是非聴いて頂ければと思いますが町の雰囲気が浮かぶ筈であり、トランプ大統領の
「アメリカを再び偉大にする」という選挙スローガン、「米国第一主義」に基づく姿勢を考えれば
さもありなん、と思えます。

ビリージョエルのアレンタウンでは鉄鋼労働者の厳しい生活を歌っていますが、何時の日か暮らし
が上向きになるのを信じて頑張っていく、そんな想いの内容です。
では、新たな輸入関税は本当に実行を強めるのか否か。米国の鉄鋼輸入先として”同盟国”日本は
5%程度、そして俄かにメルケル独首相が対抗策を用意する必要があると強調しているものの話し合い
も望んでいるとも報じられています。
実際にドイツは4%程度、と考えると、国際協調の枠組みの中で足並みは揃えるものの先進主要国首脳
の駆け引き姿勢も浮かんできます・・。
トランプ政権にしてみれば現実的に手っ取り早いのは、ドル安誘因なのですが、それが言えないのが
米国・ドルの読み方、となりましょうか。
ビリージョエルのアレンタウンを是非、聴いてくださいませ。
尚、映像をご希望の方は、ロバート・デ・ニーロ主演の『ディア・ハンター』がお薦めです。
ペンシルベニア州の製鉄所で働く若者たちがベトナム戦争に行く話です。どちらも雰囲気は感じましょうか。
以下、朝の当社・投資情報部内でのブリーフィングに使用した本日の東京ドル円・日経225の上下焦点
メモです。
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