ここが違うぞ!外為市場今昔。

2011年01月31日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。
さて、東京外為市場ドル円相場は週明け月末、また、アジア勢の春節(旧正月)目前からか、
まったり観で推移。
東京市場時間の値幅も約30銭となりました。
0131東京市場ドル円9-5
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・5分足/ドル円(チャート面を押すとポップアップします)

今昔を語るのは余り良くないとは思いますが、やはり、インターバンク市場もネットトレード
主体に変革してからは喧騒観もなくなり、市場全体の緊張感が些か後退したのかもしれません。
東京市場をマザーマーケットとするドル円相場の醍醐味、ダイナミック観が感じられなくなった
のは、取引システム、そして日本の政治経済の影響もあろうかと思いますがいずれにしろ残念
至極であります。

牛丼野郎500万ドル急騰90円

昔は切迫感からランチは自席、そして大声を張り上げすぎて、いつも声がガラガラだったのですが、
時代の移り変わりを痛切に感じます。

ちなみに拙著「勝ち残りFX」(扶桑社刊)の電車中吊り広告が出ていたのが約1年前・・。
地下鉄の中吊り2

何事も月日の流れは早いものです・・。


前回と違う円高?
ドル円相場に関してですが、現在の円高進行を少し整理しておく必要を感じます。
それはリスク回避の円全面高、としても些か、昨年までと様相が異なります。例えば、

●11月QE2以降、緩やかな米国景気期待が強まり、米国株式市場も復調の兆し。
●6 月以降のFRB の量的緩和(QE2)縮小思惑さえも出始めた。
●先日の本邦国債格下げなどで日本の財務リスクがフォーカスされた。
●資源高や新興国のインフレ懸念による通貨安競争の後退、利上げ観測が各国に萌芽してきた。
●1ドル80円割れに多数の仕組み債設定観測が危惧され始め、それを阻止する思惑も出始めた。
●2月中旬のパリG20を控え3月期末まで昨年9月介入実績から日本政府の意思が示されるとした思惑。

無論、上値は重く反転ムードには程遠いいと考えますが昨年と違い、一本調子の円高を抑制
する材料の存在を若干を感じますが、如何でしょうか・・・・。
 

今夜の材料
19:00 (ユーロ圏) 1月消費者物価指数・速報 [前年比] (前回+2.2% 予想+2.4%)
21:00 (南ア) 12月貿易収支 (前回+84億ZAR 予想+31億ZAR)
22:30 (加) 11月GDP [前月比] (前回+0.2% 予想+0.3%)
22:30 (加) 12月鉱工業製品価格 [前月比] (前回+0.5% 予想+0.6%)
22:30 (米) 12月PCEデフレータ [前年比] (前回+1.0% 予想+1.3%)
22:30 (米) 12月PCEコア・デフレーター [前月比] (前回+0.1% 予想+0.1%)
22:30 (米) 12月PCEコア・デフレーター [前年比] (前回+0.8% 予想+0.8%)
22:30 (米) 12月個人所得 [前月比] (前回+0.3% 予想+0.4%)
22:30 (米) 12月個人支出 [前月比] (前回+0.4% 予想+0.5%)
23:30 (米) 米国株式市場(〜6:00)
23:45 (米) 1月シカゴ購買部協会景気指数 (前回66.8 予想64.5)
24:00 (米) ニューヨークオプション行使時間期限
01:00 (英) ロンドンフィキシング
02:00 (米) ロックハート米アトランタ連銀総裁講演 (マイアミ) 

出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート/コンビニ/岡三グループ各社/諸官庁公開情報ほか

ファイナンシャルアストロロジーサイクル上では2月3日が”新月”ということで前後2日間
(1−4日)が危険転換期入りとされるもののマーケットではエジプト情勢が緊迫化に対し
週明けの欧米勢がリスクオフに動くのかに注視。
加えてアジア主要株式市場の春節(旧正月)による休場予定は以下であることから先んじて
中国系参加者も動く可能性もあり欧米株式市場の動向にも警戒を感じます。             

●中国上海市場・深セン市場  2月2日〜8日
●香港市場             2月3日〜4日
●韓国市場               2月2日〜4日
●シンガポール市場         2月3日〜4日
●台湾市場              1月31日〜2月7日

一方、月末ということで輸出筋の決済絡みによるドル売り・円転圧力と機関投資家を中心
とした投信設定に関わる外貨買い・円売りの需給動意が想定可能。
深夜のロンドンフィキシング に掛けては特にクロス円の動向に注視しています。

 

ドル円ぱっと見テクニカル。
60分足で見ると上値83.00-10圏に「ダブル・トップ」構築後、下降ライン波動は継続。
下値82.00-10圏に「ダブル・ボトム」を構築・・。

0131欧米ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/米ドル円(チャート面を押すとポップアップします)



okasanonline at 18:12コメント(0)トラックバック(0) 
力也のFX道場 

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プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。(東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 副委員長、東洋大学 社会人基礎力 特別講師)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


「勝ち残りFX」(扶桑社)

岡三アクティブFX
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