信用一番!トラストミー?。今夜のドル円戦略。

2010年05月10日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

引き続きギリシャをはじめとしたPIGS(ポルトガルPortugal、イタリアItaly、ギリシャGreece、スペインSpain)諸国、南欧諸国のソブリンリスク(国家の信用リスク)を探る動きからの影響がドル円相場に見込まれます。

今夜の材料。
リーマンショックから1年8カ月・・・。
未だ完全に処理が進んでいない欧米金融機関の不良債権問題も取り沙汰される中でギリシャが破綻すればギリシャ国債を保有している欧米金融機関において損失が発生し、資本不足に陥り銀行間で相手を信用できないという、カウンターパーティーリスクも語られ始めていたなかで米連邦準備制度理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)、イングランド銀行(BOE)、カナダ銀行(BOC)、スイス国立銀行(SNB)、日本銀行(BOJ)の間で米ドルスワップ取り決めが決定。

要は金融機関が資金をやり取りする短期金融市場にドル資金を協調して融通供給し国際的な資金ショートが起こらないような国際金融市場の安定と円滑化を図る目的のためですが危機がここまで深刻になると政治の介入も不可避。当然、ギリシャ問題解決に向けて更なる前進反転(勿論、後退もあり)週明け欧米勢の要人コメントには要警戒です。


※カウンターパーティーリスク
インターバンク銀行間市場に限らず一般的な商行為、若しくは一般生活の中でも良くあると思います。
例えば「え?武部?だめだめ、危ないね!100円だって貸さないし、ツケなんか有り得ない!」と言われるケース。
インターバンク銀行間市場でドル円レートが90.00の時、A銀行がB銀行から100万ドル買った場合、A銀行はB銀行に9000万円(1ドル90円×100万ドル)を振り込むわけですが一方で信用不安を囁かれるB銀行に対し「本当に当行に100万ドルを振り込んでくれるのか?」とA銀行サイドは先方を警戒して、「B銀行とは取引を控える!」等、クレジット・ライン(Credit line 信用与信枠)を減らす、若しくは削除することで発生する信用リスク(=デフォルトリスク<債務不履行の危険性>)のことであり、市場全体の流動性低下を招きます。

1997-1998年頃はジャパン・プレミアム(Japan Premium)と言って、バブルの痛手を負った日本の金融機関が海外の金融市場から資金調達するとき相手の他国金融機関より通常より高い金利を要求されました・・・。


材料。
19:00    OECD景気先行指数
20:00(英)イングランド銀行金融政策委員会(MPC)政策金利(0.50%で据え置き予想)
20:00(英)BOE資産購入枠  (2000億ポンドで据え置き予想)
21:15(加)4月住宅着工件数 (前回+19.73万件 予想+20.00万件)
22:30(米)米国株式市場(〜05:00)
23:00(米)ニューヨークオプション行使時間期限
24:00(英)ロンドンフィキシング 
02:30(米)コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁講演

時刻未定(予定)
○EU外務相会合
○欧州に関する2010年世界経済フォーラム(ブリュッセル)
○BIS中央銀行総裁会議・トリシェECB総裁講演                                            
○ギリシャGDP(第1四半期)                                                    
○ヒルデブランドスイス中銀総裁とストロスカーンIMF専務理事が会見                
                                   

ドル円ぱっと見テクニカル
中期トレンドを指針する週足/一目均衡表でみると今週はまさに雲の中(91半ば−94前半)で迷走スタート。先ずは欧米勢のお手並み拝見、と考えます。

0510週足ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・週足/一目均衡表/ドル円



okasanonline at 17:49コメント(0)トラックバック(0) 
力也のFX道場 

皆様からのご声援をお待ちしております!

  • 人気ブログランキングへ
  • にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ

トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 

免責事項

  • 本投資情報は、情報の提供のみを目的としており、取引の勧誘を目的としたものではありません。
  • 本投資情報の公開および各コンテンツの更新については、都合により予告なく休止、変更、削除する場合があります。
  • 本投資情報の掲載情報の正確性・妥当性等について、岡三オンライン証券およびその情報の提供者が一切保証するものではありません。ご投資の最終決定は、お客様ご自身の知識、経験、投資目的、資産状況等に適う範囲で、ご自身の判断と責任で行ってください。
  • 本ブログの掲載情報に関するご質問等にはお答えいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
  • 本投資情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いかねます。
  • 本投資情報は、いかなる目的であれ当社の許可なく転用・販売することを禁じます。
口座開設のご案内

まずは岡三オンライン証券で
証券総合取引口座を開設!

口座開設

株と為替の売買シナリオ 配信中

プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。
(2014年−2017年 東洋大学 社会人基礎力 特別講師)
(2012年−2018年 東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 委員)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


「勝ち残りFX」(扶桑社)

岡三オンラインFX
(くりっく365)
岡三アクティブFX
(店頭FX)
ガチンコ対談
有名トレーダー・ブロガーとの対談コンテンツ「FXガチンコ対談」を開始いたしました。

武部力也のガチンコ対談

ブログランキング

皆様からのご声援を
お待ちしております!


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ