2009年11月20日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。
東京は寒い朝を迎えています。皆様もまずは健康管理第一で、お体をご自愛ください。


さて、昨晩の武部は防犯防火パトロールで地域を見廻り、リスク排除に努めましたが<次回は28日土曜日の晩もするのですが、寒いんですよね、これが・・・。>

防犯環境浄化
一方、当ブログで指摘懸念していたリスクが浮上し、昨晩の海外外為市場では総じて、今までのドル売り/通貨買いの流れが反転し円買い・ドル買いが優勢となりました。

株式/商品相場が下落したことを受け、高利回り資産への需要が後退。円は主要12通貨ペアのクロス円すべてに対して上昇しています。



生き残り戦術再考

一旦は”利食い千人力”のスタンスもあり、と考えます。


フィッシャー・ダラス連銀総裁「米国の失業率が10%を下回るにはしばらく時間がかかる」、「7-9月期のGDPは下方修正される可能性がある」などと述べたように市場の最大懸念が長期に及ぶ低金利政策の継続と米雇用回復/景気回復の有無に寄せられており目先は26日の米感謝祭、そして感謝祭後は例年通りクリスマス商戦、年末商戦が盛り上がるのか否か、市場は引き続き消費動向に注視しており、当面、不安定な相場環境を認識しておいたほうがよいかと思います。油断大敵です。


注意
マクロ経済の主要指標であるNYダウ株価をテクニカル一目均衡表でみると若干の乖離幅調整は想定できても、引き続き雲の上限を超えていることからサポート機能は期待するところ。

米国株式1120
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/一目均衡表/NYダウ株価


但し、株価の下落からリスク許容度が低下し、資産の調整がさらに進むようだと、資源国通貨など相対的に金利の高い通貨が売られ、円やドルの買い戻し圧力に繋がる可能性が高まります。米国株価の動向も暫くは要注視しましょう!

今後の需給焦点
 
リパトリエーション、資金の母国回帰、と言う言葉をご存知でしょうか。

米国の投信やヘッジファンド、その他の機関投資家などは、米低金利長期化とドルの先安リスクを見越して、ドル建て資産以外の外国証券や商品相場への投資を活発化させてきました。

しかし、12月期末決算の接近とともに、これまでのドル安と外貨高、商品高を受けた為替差益を享受するような米国マネーのドル転回帰、ポジション整理やキャッシュ化のリスクも浮上しており、ドルキャリーの調整から対ドルで資源通貨に対しては下落を幇助しやすく具体的にクロス円等だと利益確定の外貨売り・円買い圧力が増す可能性も否定できません。

焦点としては今週末を起因に11月26日の感謝祭からそして12月にかけて、米国勢の決算期末による海外収益の本国回帰(リパトリエーション)のドル転の増加有無が波乱要因と考えられます。

※日本勢の場合は例年、3月期末にかけて輸出企業や機関投資家による海外収益の円転が円高材料として注目されます。


短期東京事情に期待。

東京市場ではにボーナス・シーズンが迫る中で、月末にかけて投信設定が集中。当然、円高・外貨安の歯止め材料となりうります。


投信の新規設定の場合、外貨転(円売り)されて運用が始まるため、、投機的な外貨売りを抑制させたり、逆に外貨の先回り買いを誘発させる可能性も秘めています。

特に深夜01:00(英)ロンドンフィキシング (ロンドン市場での仲値)に向けてクロス円などで便乗的な投機の外貨買いが膨らむケースも見られることからエントリ、若しくはエグジットする際も同時間帯動向を意識した対応が望まれます。


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なにで生き残るか。

「中期派にとって敢えて挑戦的なスタンスを取るなら何?」とのお問いには、「豪ドル円は?」、とお答えしました。

調整による下落を絶好の場と捉えるか否か。
テクニカル的には日足一目均衡表で見ると雲の上限が81円台をサポート。買い下がり余地も十分かもしれません。


1120豪ドル
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/MACD/豪ドル円

但し、ファンダメンタルズ的には 豪準備銀行(RBA)が17日火曜日に前回の金融政策決定会合の議事録を公表したところ「金融政策の刺激の度合いを少なくするため、さらなる処置(利上げ)をとることに関しては慎重な判断をした」「追加利上げのペースは未決定のままであるが、経済状態が予想通りに進むのであれば、時間とともに段階的な利上げを行うのが適切だろう」とややハト派的な内容となっており金利差拡大による更なる上昇期待は後退しています。

例年、1月はRBA政策決定会合が予定されていないことからも12月1日の豪準備銀行が政策金利決定会合でどのような対応をとるのか予断が許されなくなりました。

ピンチはチャンスか?!

先んじて仕込むか、12月1日のRBA政策金利発表を見てから判断するのか・・。豪ドル円は本年最後のターニングポイント期に入っており、熟考するところです。


待機中



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力也のFX道場 

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2009年11月19日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。
東京・当社周辺は静かな雨模様で、当初は東京市場も静かに推移していましたが、東京株式市場日経平均株価は127.33円安の9549.47円で7月17日以来、約4カ月ぶりの安値。

日経平均株価
岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/一目均衡表/MACD/日経平均株価



一方、為替市場でもじりじりとリスク回避のドル高が進行。円は対ドルでも買われて、独歩高の様相を見せており今夜は総じてドル売り/通貨買いの流れが変わる可能性に要注意です。

 

特に新興市場通貨の中で、注目されているのがブラジルの通貨レアルであり、ブラジル財務省はレアル高に歯止めをかける規制として海外からブラジル国内の債券・株式市場に流入する資金に税金を課す新税制を発表韓国はオンショアーに対して韓国ウォン規制を発表、台湾中銀などは既に通貨上昇を見込んだ投資を抑制するために、外国勢による定期預金への資金預け入れを禁止すると発表しています。
南アに関しては兌換停止報道が以前に流れたのもご存知の通り・・。

これまでのドルキャリー取引による商品高・ドル安の反転調整が懸念されるところであり、総じてクロス円への警戒が浮上します。

 

油断禁物の指標


22:30 (米) 週間新規失業保険申請件数(前回50.2万件 予想50.4万件)
22:30 (加) 9月国際証券取引高(+50.08億加ドル) 
22:30 (加) 9月卸売売上高 [前月比](前回-1.4% 予想-0.5%)
22:30 (加) 10月景気先行指数 [前月比](前回+1.1%)
22:30(米) 米国株市場開始(〜06:00)
24:00 (米) 11月フィラデルフィア連銀景況指数(前回11.5 予想12.0)
24:00 (米) 10月景気先行指数 [前月比] (前回+1.0% 予想+0.4%)
24:00(米) ニューヨークオプションカット
01:00(英)ロンドンフィキシング 
01:00 (ユーロ圏)トリシェECB総裁講演
03:00 (ユーロ圏)ゴンザレス=パラモECB理事講演
06:45 (米) フィッシャー米ダラス連銀総裁講演

 

ドル円相場
今のところ下値の底堅さが意識されていますが88.50や88.00に、オプションが大量に存在するとの観測が出ており、ドル円相場の波乱要因としては念頭においておきたいとこです。

 

ユーロドル相場
1.4800ドル−1.5100ドルのオプション設定の観測からユーロ円動向も意識してこちらも警戒です。

シートベルト

リスク管理をしっかりとお願いします。



okasanonline at 19:08コメント(0)トラックバック(0) 
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2009年11月19日

おつかれさまです、岡三オンライン証券の武部力也です。
東京・当社周辺は静かな雨模様です・・。

東京外為市場も静かに推移しており、主役のドル円相場も上下拮抗。89円台前半での推移に終始しています。

本日のランチは社内で静かにお弁当を食べました。

20091119ランチ

お弁当を食べながら、ふと、ドル円の需給バランスが気になり調べてみました。

 

東京金融取引所(くりっく365)による為替売買動向によると当月のドル円売買バランスは以下になります。

 

  2009年11月上期ドル円売買動向
   (出所元データ:東京金融取引所(くりっく365):作成:武部)


今月上旬は6日金曜日の10月の米雇用統計発表を起因に売り方優勢の動向が目立ち、先週も些か売り圧力優勢で傾きましたが、今週は買い方が50%以上で逆転。

心理的にドル円相場は90円台以下は買い、としたざっくりとした見方が強いのでしょうか????

10月下旬からのドル円日足


今後の分析の一助になれば幸いです・・。



okasanonline at 14:40コメント(0)トラックバック(0) 
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プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。
(2014年−2017年 東洋大学 社会人基礎力 特別講師)
(2012年−2018年 東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 委員)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


「勝ち残りFX」(扶桑社)

岡三オンラインFX
(くりっく365)
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