2010年02月02日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

本日は豪準備銀行(RBA)の政策金利発表を見てからのランチ・・。
RBAは3.75%で据え置くことを発表し、市場は予想外の結果から豪ドルは投売り・・、、指摘した”ポイント2”のシナリオ通りとなってしまいました・・。

本日のランチはナイスガイ3人が当社直ぐそばの中華料理屋さんにトライです。さて、どれがお好みですか

20100202中華丼20100202酢豚20100202麻婆豆腐
   中華丼         酢豚        麻婆丼
      

中華料理を食べて終えて改めて想起したのは中国と豪国の関係・・。
そもそも、豪州のラッド首相が「豪州の金利は上昇の可能性がある(1月27日)」とコメントしていました。
<ラッド首相は義理のご子息も中国の方でご自身も北京語が堪能で中国大使館勤務経験も有るG20の中でも秀でた中国通です。>

そうした中で本日、豪準備銀行(RBA)が政策金利を据え置き、同時に公表されたスティーブンスRBA総裁の声明文では、「貸手(市中銀行)は政策金利の上昇幅以上に金利を引き上げた」とし、「多くのローン金利は約1%ほど上昇している」と言及。さらには「一連の利上げの影響に関する情報が依然として限られている」ことから、「しばらくの間は金利を据え置くことが適切である」と述べています。
さて、豪州と言えば中国との経済関係が密接に働いているのはご存知のとおり。
そもそも多くの市場参加者が中国当局の動きに懸念しているのは中国国内の金融における過剰流動性を引き揚げる措置として更なる銀行の預金準備率引き上げに注視しておりなど世界経済の牽引大国である中国が金融引き締めを実施すれば世界金融市場の縮小、そしてリスク回避の動きも強まり世界の経済成長にも影響が波及する、ということ・・・。当然、交易依存度の高い豪国もダイレクトに影響します。

中国当局が講じる可能性のある引き締め時期でのターニングポイントといえば春節(旧正月)が挙げられるかと思います。
恐らく国の文化を越えて共通なのは祝日休暇には資金需要が高まるのが定説。当然、中国の春節でも大移動による里帰りのための資金需要増加が見込まれます。
そこで中国人民銀行が資産バブル抑制、資金をロックアップする可能性は低減すると思われますが、一方、旧聞1月21日にカナダのフレアティ財務相が、2月5〜6日のカナダ・イカルウィットG7(財務相・中央銀行総裁会議)に向けて、記者団に「日本の新しい財務相(=菅直人財務相)がG7会議で人民元問題を議論したいとの希望があることは明確だ」と述べたとの報道がありました(一方の報道で財務省幹部が「日本からは要請していない」と発言。)
当事国が参加しない欠席指定などありえないでしょうが、仏当局者からのコメントとして「G7で幅広い経済協議の一環で為替について討議」、と伝わっており、これは人民元などの通貨に対して、為替レートの上昇を求める、といったようなことになるやもしれません。
昨年の12月、バッテリーノ豪中銀副総裁は、景気に対して中立的な政策金利は4.50% 付近との見方を示しており、残りの利上げ幅のりしろ分も現行比0.75%と猶予は充分。

そこでいずれ追加利上げとなるか据え置き期間が継続するかの判断指標は5日にRBAが金融政策に関する四半期報告の中身とカナダG7で人民元に関してなんらかの動きがなされるのか否か、そして10日の中国貿易統計、11日の中国消費者物価指数と小売売上高の発表、更には前出、中国国務院の通知による2010年中国の法定春節休み間(2月13日〜19日の七日間)
2月13日(土)【大晦日】
2月14日(日)【春節】
2月15日(月)【年初ニ】
2月16日(火)【年初三】
2月17日(水)【年初四】
2月18日(木)【年初五】
2月19日(金)【年初六】

2月第二週から第三週の世界金融市場動向と中国金融政策を見定めた上で3月2日に豪準備銀行(RBA)は判断を下す・・。
今回は敢えて火中の栗を拾わず、様子を見よう、各国のお手並み意見!、というRBAと豪州首脳のしたたかさを想起したのですが如何でしょう。
日足一目均衡表での豪ドル円は暫く雲の中を進みそうな推移を見せていますが、まだまだ!!!と豪ドル円の行方を諦めずに気を持つ武部です。


2月から3月の豪ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/豪ドル円

今夜の材料。

23:30(米) 米国株市場開始
24:00(米) ニューヨークオプションカット
24:00(米) 米12月中古住宅販売保留件数指数 〔+1.0%〕 (-16.0%)
24:00(米) ガイトナー米財務長官、上院財政委員会にて11年度予算について証言
01:00(英) ロンドンフィキシング

フレアティ加財務相、講演予定

ドル円パッと見テクニカル。
引き続き上下ギャップ(窓)圧力に挟まれていますが、ドル円相場は90円台後半推移を定着させつつあり下値も徐々に切り上げてきた観も。
上値焦点としては90.90-95越え、91円台示現でのストップロス発生有無、そして同様の上伸リスクを91.2091.70と想定し、一方下値焦点としては90.6090.5090.3090.2090.00での動きに注視しています。

0202ドル円60分足夜の戦略
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/米ドル円


banner_fx_dojo大
セミナーのお知らせです!!



okasanonline at 20:53コメント(3)トラックバック(0) 
力也のFX道場 

皆様からのご声援をお待ちしております!

  • 人気ブログランキングへ
  • にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ

2010年02月02日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。
早朝は当社周辺(東京都中央区銀座三丁目)にも昨晩の雪が残っていましたが、現在はほとんどありません・・。
20100202東京の残雪

『融けて流れりゃ、皆同じ』とはよく言ったもので雨が降った翌日と同様な歩道の路肩でした。

豪ドル戦略。
上がるも下がるも同じ、、とするならドル円も豪ドル円も同様。
ドル円と豪ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/米ドル円/豪ドル円

本日は日中12:30に豪RBAキャッシュターゲットがあり直近の消費者物価や住宅価格などの指数、豪州のラッド首相「豪州の金利は上昇の可能性がある(1月27日)」など豪政府要人からのコメントを咀嚼した市場予想では0.25%の利上げで、政策金利は4.00 %となるとの見通しで考えられています。

ポイント1。
昨年の12月、バッテリーノ豪中銀副総裁は、景気に対して中立的な政策金利は4.50%付近との見方を示しており、今回利上げが実施されるなら、残りの利上げ幅は0.50%程度<次回RBA予定は3月2日>。
前日の中国のPMI指数では、物価指数が上昇し根強いインフレ圧力が示されていたことからその影響をもろに受ける豪国が金融緩和継続の意思を表明すれば更なる上昇のポテンシャルが秘められている、と市場には解釈される方向となります。

ポイント2。
一方で事前から利上げ見送りの予想もあるほか、今回の利上げをもって豪中銀は引き締め効果を見極める期間に入るとの見方も先週末からは豪地元紙が示唆するなど大勢の予想に反して金利据え置きとなった場合や政策会合後の声明の内容次第で、今後の利上げも見送りとなれば今まで豪の利上げを前提に市場参加者が買い積み上げてきたポジションを一斉に投げる可能性など豪ドルに関してのムードが一変する可能性もあるため、結果に注視する必要が高まります。

0202日足豪ドル円出来高分布図
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/豪ドル円/価格帯別出来高

東京ドル円戦略。
パラレル相関性の強いドル円と日経225チャートのトレンドを見ると些か日経225の上伸遅延を感じるところ。

0202ドル円と225
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/ドル円/日経平均株価

一方、米国市場では1月ISM製造業景況指数が市場予想を上回ったことが材料視され、ダウ工業株30種平均など主要な株価指数が上昇に転じる一方、米10年債利回りは前日比6ベーシスポイント(bp)上昇して3.65%水準まで上昇。<株高・債券安=金利高>パラレル相関性の強いドル円と米10年債金利トレンドを見ると同時上伸期待が寄せられるところです。

0202ドル円と10年債米金利
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/米ドル円/米10年債金利

材料としては英国のフィナンシャル・タイムズ(FT)紙が亀井静香郵政・金融担当相が同紙とのインタビューで「ゆうちょ銀行は資金の運用先を多様化すべきであり、米国債や社債にも広げるべき」と発言したと報じ、また同じくFT紙が米国の金融規制案の中の自己勘定取引の制限に関して、議会上院で削除か修正されるという見通しを示しました。

米銀行の自己勘定取引などを制限する新金融規制案についての詳細が不透明な中、目先は積極的にリスクを取る動きが限られていましたが些か後退の観もあり、ドル円の上値追いが試されるところ、とも考えられます。

ドル円パッと見テクニカル。
引き続き上下ギャップ(窓)圧力に挟まれているドル円相場を90円台後半推移と想定しつつもブレイクポイントとしては上値焦点として90.90-95越え、91円台示現でのストップロス発生有無、そして同様の上伸リスクを91.2091.70と意識し、

0202ドル円出来高分布図60分足
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/価格帯別出来高/米ドル円

一方下値焦点としては90.6090.5090.3090.2090.00での動きに注視しています。

banner_fx_dojo



okasanonline at 10:36コメント(0)トラックバック(0) 
力也のFX道場 

皆様からのご声援をお待ちしております!

  • 人気ブログランキングへ
  • にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ

2010年02月01日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。
本日のランチはF氏と気になっていたラーメン屋さんに突撃。

入り口は何の変哲も無い、些か昔の東京レトロ感が漂うカウンター中心のラーメン屋さんですが見て、食べてびっくり。『お〜おお』と唸りたくなるような 和風醤油ダシがベースで適度な脂濃さを感じるスープに麺とチャーシューとメンマがメインの正統派の東京テイスト?中華そば。これが東京ラーメンなのでしょうか

20100201共楽中華そば700円
      写真はチャーシューワンタン

どうやら後で聞いたら有名なお店だとのこと。僭越な感想、大変失礼しました。

東京回顧。
米国新金融規制案、ギリシャやポルトガルなど欧州財政不安や中国やインドなど新興諸国の金融引き締め懸念など外部環境悪化が不安視され、投資家のリスク回避の円買い圧力が気になるところですが本日は中国人民銀行の通貨政策委員である樊鋼(ファン・ガン)氏の「中国の外貨準備は多様化が必要」としたコメントが気になるところ。
同氏は昨年末には『ドルは「極めて長期的」には下落する公算がある』との見通しを示すなど些かドルベア派ともとれるコメントが多いのですが一方、東京市場では、ドルが対ユーロで昨年7月以来の高値圏を推移しており1月米雇用統計など今週の米経済指標で景気の底堅さに期待を持つ向きがユーロ圏との景況感格差に着目してドル買いをサポート。欧米市場でも東京テイストのドル買い・ユーロ売り/円買い・ユーロ売りの進行展開が注視されます。

ユーロドルとユーロ円

出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/ユーロ円/ユーロドル

今夜の材料。

22:30(米) 米国株市場開始(〜06:00)
22:30(米) 12月個人所得 [前月比] (前回+0.4% 予想+0.3%)
22:30(米) 12月個人支出 [前月比] (前回+0.5% 予想+0.3%)
22:30(米) 12月PCEデフレータ [前年比] (前回+1.5% 予想+2.2%)
22:30(米) 12月PCEコア・デフレータ [前月比] (前回±0.0% 予想+0.1%)
22:30(米) 12月PCEコア・デフレータ [前年比] (前回+1.4% 予想+1.5%)
24:00(米) 1月ISM製造業景況指数 (前回55.9 予想55.6)
24:00(米) 12月建設支出 [前月比] (前回-0.6% 予想-0.4%)
24:00(米) ニューヨークオプションカット
01:00(英) ロンドンフィキシング

現在のところ、ユーロ相場が明確にドル円相場に連動するとした影響は及ぼしていないものの、その動向には警戒をする必要があります。


ドル円パッと見テクニカル。
引き続き上下ギャップ(窓)圧力に挟まれ60分足ボリンジャーバンドで見ると中心線推移の90.28から大きく乖離せず、+-2σ推移の89.90-90.67の上下バンドをベースに大枠89.75-90.75内での動きで想定しています。

ドル円0201夜の戦略60分足
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足ボリンジャーバンド/ドル円



okasanonline at 18:56コメント(0)トラックバック(0) 
力也のFX道場 

皆様からのご声援をお待ちしております!

  • 人気ブログランキングへ
  • にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ

免責事項

  • 本投資情報は、情報の提供のみを目的としており、取引の勧誘を目的としたものではありません。
  • 本投資情報の公開および各コンテンツの更新については、都合により予告なく休止、変更、削除する場合があります。
  • 本投資情報の掲載情報の正確性・妥当性等について、岡三オンライン証券およびその情報の提供者が一切保証するものではありません。ご投資の最終決定は、お客様ご自身の知識、経験、投資目的、資産状況等に適う範囲で、ご自身の判断と責任で行ってください。
  • 本ブログの掲載情報に関するご質問等にはお答えいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
  • 本投資情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いかねます。
  • 本投資情報は、いかなる目的であれ当社の許可なく転用・販売することを禁じます。
口座開設のご案内

まずは岡三オンライン証券で
証券総合取引口座を開設!

口座開設

株と為替の売買シナリオ 配信中

プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。
(2014年−2017年 東洋大学 社会人基礎力 特別講師)
(2012年−2018年 東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 委員)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


「勝ち残りFX」(扶桑社)

岡三オンラインFX
(くりっく365)
岡三アクティブFX
(店頭FX)
ガチンコ対談
有名トレーダー・ブロガーとの対談コンテンツ「FXガチンコ対談」を開始いたしました。

武部力也のガチンコ対談

ブログランキング

皆様からのご声援を
お待ちしております!


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ