2010年08月25日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

お客様には僭越ながら緊急レポート、
「円急騰、1ドル=83円台を記録」〜暗黒改め暗然の火曜日〜
を御案内しておリますが当ブログでは本日の東京動向に焦点を合わせます。


さて、要は日本政府/日銀/の無策を見透かした”催促相場です。

現状ですが、一旦の下攻めから小康状態・様子見となりました。
ここからが重要なポイントで、現状の様子見での横ばい、いわゆる魔の中段形成が84円台前半でなされ
ています。この動きが、今後政府の出方次第で急落するか、反転するか。まさに当局の動き次第で今後
のトレンドが形成されます。

東京ドル円24-25の30分足

出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・30分足/ドル円

邦銀を通じた公的年金郵貯簡保での円売りも継続されるでしょうが、本腰の入った正々堂々とした
施策等(日銀の追加金融緩和や単独介入示唆)、政府からのメッセージの有無に市場の焦点が
移行した観が強まりました。

今後は
何もしなければ下降トレンドの継続
催促に乗る気配を見せれば反転トレンドの萌芽

での相場形成と思われます。
結論的には日本の当局次第です、とした見解で恐縮ですが、暗黙から光明を変わる時期に差し掛
かっている大きな節目かもしれません。

 今後の主なスケジュール

今後の主な政治経済指標



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2010年08月24日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

IMMポジションでの御質問に関して。
「需給観点では商品先物取引委員会(CFTC)シカゴマーカンタイル取引所(CME)国際通貨市場(IMM)
での、円の買い越し幅が17日付けの発表では3週ぶりに縮小。また機を見るにして敏な個人投資家動向
としては東京金融取引所(くりっく365)での円売り越し額も増加。」―。

と書きました。御覧に成られた方々のうち東京金融取引所(くりっく365)での建て玉動向はシンプル
に御理解いただけているようなのですがシカゴ通貨先物市場の建て玉動向の見方に対して御質問が寄
せれましたので改めて御解説申し上げます。

米商品先物取引委員会(CFTC)IMM通貨先物の取組とは。
シカゴマーカンタイル取引所(CME)とはアメリカ合衆国のシカゴにある北米最大の商品先物取引所
および金融先物取引所です。
最近の米金融誌や新聞などを見るとオバマ大統領がニューヨーク・ウォール街を叩くのはシカゴが
お膝元だから、、と揶揄されていますが、既に同取引所の取引量は金利・株式・原油・穀物・貴金属
の先物などを幅広く扱う世界最大のデリバティブ取引所とされています。
(岡三オンライン証券e-profit FXチャートでも御覧に成れます!)

米商品先物取引委員会 CFTC(Commodity Futures Trading Commission)とは、商品先物取引の認可権を
有している行政委員会のこと。
米連邦議会が1974年に米国における商品先物、オプション市場を取り締まる独立機関として設立してお
り、恐らく(すいません・・)議会が指名し予算を与えています。

ちなみにあまり報道※されていませんでした8月16日から21日まで訪米した自見庄三郎郵政・金融担当相
の会談相手にはFRBパーナンキ議長、ブレイナード財務次官、ダドリーNY連銀総裁、ボルカー元FRB議長
のほかにゲンスラー商品先物取引委員会(CFTC)委員長の名もあった筈です。

※円高推移している時期なのに余り報道されなかった理由としては米政府が懸念している日本の郵政
改革法案の揺り戻しに関して”国民新党”の立ち位置から理解と説明を行ったから、と一部マスコミ
で解説報道されています。

 

つまりIMMポジション(という方が通りが良いのかも知れませんね)とは、CFTCが毎週金曜日に公表する、
CME(シカゴマーカンタイル取引所)における通貨先物取引での建玉残高となります。


厳密にはシカゴマーカンタイル取引所(CME)の”上場商品”国際通貨市場
(IMM=International Monetary Market of Chicago Mercantile Exchange)の動向を米商品先物取
引委員会(CFTC)に毎週火曜日の取引終了時点の建玉明細を報告した内容であり、同委員会でもHP上
で公開しています。一度、ご自身で見てみるのも良いかも知れませんね♪
<8月20日に発表した直近のデータは、8月17日現在、となります>

具体的な見方
建玉明細の大口玉は報告義務があり、投機玉と商業玉に分かれ、特に、市場参加者は
投機玉(Non-Commercial=投機)の建玉明細に注目します。
建玉明細は買いの建玉−売りの建玉で差し引きして見れば傾き度合いの参考指針になります。
ドルをベースに買っているか、売っているか、と判断します。

従ってドル円で見た場合、買玉と売玉を比べてプラスであれば、マーケットポジションは円ロング、
マイナスであれば、ポジションはショート=売りに傾いている、直近データでは円の買い越し額が
前回より減少した、と判断できます。

ユーロドルで見た場合は直近データでは対ドルでユーロを買っているポジションよりユーロ売り
のほうが多い、前回より増えている、となります。

0817ユーロと円のIMMポジション

但し、注意しないといけないのはおおよそ1週間弱前のデータである事を認識すること。しかし、
市場センチメントの側面を見せているデータでもあるので軽視もしない事。
そして、需給観点のみで”神のみぞ知る領域は測れないこと”、、を認識した上での判断材料と考え
ています。

今夜の材料。
21:30(加) 6月小売売上高 [前月比] (前回-0.2% 予想+0.3%)
21:45(米) エバンズ米シカゴ連銀総裁会見
22:30(米) 米国株式市場(〜05:00)
23:00(米) ニューヨークオプション行使時間期限 
23:00(米) 7月中古住宅販売件数 (前回537万件 予想463万件)
23:00(米) 7月中古住宅販売件数 [前月比] (前回-5.1% 予想-13.9%)
23:00(米) 8月リッチモンド連銀製造業指数 (前回16 予想12)
24:00(英) ロンドンフィキシング
01:15(加) マーレー・カナダ中銀副総裁講演


出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート/岡三グループ各社/諸官庁・各種情報ベンダーより


嫌な予想は当たるもの・・。1ドル=84円14銭記録。
以前指摘しましたが、そもそも日柄的に23-25日は動意警戒を要する期間、と致しました・・。
(参照:
8月18日付:8月後半の山場の山勘?)
正直、当たった!、というより、ファイナンシャルアストロロジーサイクル(金融占星術)と
メリマン氏が恐い、、というのが、本音です。

東京株式相場は約1年4ヶ月ぶりに9000円を割り込み、センチメントとしてはリスクオフ・・。
ユーロに関しても先週20日金曜日の夕刻にウェーバー独連銀総裁が「 欧州銀行(ECB)が銀行への
無制限の流動性供給を年末を越えても行い、出口戦略の議論は2011年初めに再開するべき 」また
「下半期のドイツ成長は世界経済の状況を反映してやや鈍化」と欧州、ドイツの停滞を示唆していた
こともユーロを弱気にさせており、ドル円、ユーロ円共に円高スパイラル・負の連鎖を醸し出しました。
(時間的にもチャートで見るとロンドン勢中心の円買い連動仕掛けが顕著です)
0824ドル円とユーロ円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・1分足/米ドル円/ユーロ円

今夜の戦略。
さて、今夜は23時に複数指標が発表されており中でも6月末で住宅購入者向け税控除終了に伴う落ち込
みが懸念されている中古住宅販売統計からの動意警戒が更なる円高を進行させるのかが心配されるところ。

クロス円全般、特にユーロ円や豪ドル円が円動向に振り回れるのは周知でもあり、いつ何時でもレスポンス
対応できる姿勢が望ましいと考えます。

 
ドル円パッと見テクニカル。
ドル円では指摘していたようにストップロスやオプション設定観測のある84.80、70、50で下押し加速場面
を見せており、アク抜け観も。
今夜はアク抜け観での反転調整があるのか否か、もっともらしい?日銀レートチェックとした噂や
公的年金系からの需給が下支えとなり84.60-90の急落ゾーンを乗り越え、85円台前半に押し返せるか
否かが焦点、と考えます。

0824欧米ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/ドル円



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2010年08月24日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。
さて、本日の日本経済新聞の朝刊7面を御高覧頂けましたでしょうか。
当社岡三オンライン証券では8月20日時点までの東京金融取引所のFX取引(くりっく365)における
当社からの仲介取次ぎぶんを調査し個人投資家動向を発表しております。御高覧いただけましたら
幸甚です。
 FXレバレッジ規制による当社顧客への影響についての調査報告 

本日は早朝に某大手邦銀ディーラー氏と通勤途中にばったり遭遇。市場談話に花が咲きました。
ポイントはひとつ。当局は何がしたいのか意思が見えない・・。

別途、各紙新聞の株式コメントでも有名な”御大”とは隣席でもあり、日々、市場談話をしているの
ですが、当局が”介入大義”を重んじるなら、いっそ、円高推移を放置して8000円、7000円割れをも
意識させる株式動向になればいい・・。

そうすれば日本発の世界金融恐慌が危惧され、各国が介入要請、若しくは協調介入を”申し入れてく
る”のでは、、と雑談しています。
少なくとも民間企業での会議で「注視しています」「認識しています」「懸念しています」等々、対応
行動の成否は兎も角、コメントのみで何もしなければぶっ飛ばされる可能性が高いので(苦笑)、政府
も同様に苦慮しているかと思います・・。

一般的な民間企業はネガティブ/ポジティブを問わず、目標やロードマップ、工程表、事業計画が策定さ
れますが一方で明確な国家戦略が見えない我が国。

個人的に本日、一番危惧したのは同じく日本経済新聞の1面で連載中の”ニッポンの農力”。
中国は経済発展に伴い食生活が向上。世界の穀物市場は買い続けるチャイナパワーに席巻されている、
との内容です。
我が国の食糧自給問題もたびたび取り沙汰されますが、円安誘導で「日本米」が重要な輸出品目に
カウントされるぐらいなポジティブ戦略の立案を期待しているのですが、如何でしょうか。

ライスボール

”友愛”を結んだ”おむすび”を世界主要都市で”ライスボール”として政府公認直営店で、、、。


東京ドル円戦略。
マーケットでは政府・日本銀行に円高対策などを催促している”催促相場”の様相を見せているように
も見え、打てる手が限られている、と見透かされての円買いバイアスがじりじりと高まり、明確に
1ドル=85円割れ、日経平均株価=9000円割れ、となるなら臨時の金融政策決定会合の可能性、、とした
報道も再び有り得る事は念頭に入れておきたいところ。
0824ドル円と225指数
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/ドル円/日経225

以前から指摘しているように需給観点では商品先物取引委員会(CFTC)シカゴマーカンタイル取引所
(CME)国際通貨市場(IMM)での円の買い越し幅が17日付けの発表では3週ぶりに縮小。
また機を見るにして敏な個人投資家動向としては東京金融取引所(くりっく365)での円売り越し額も増加
を見せています。

いつ何時でもレスポンス対応できる姿勢が望ましいと考えます。

ドル円パッと見テクニカル。
当局の裏の意思も85円台割れを許し、アク抜けか?更なる下値焦点としてはストップロスやオプション
設定観測のある84.80、70、50までの下押しを甘受するか否か、と考えています。
0824東京ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/ドル円



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プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。
(2014年−2017年 東洋大学 社会人基礎力 特別講師)
(2012年−2018年 東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 委員)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


「勝ち残りFX」(扶桑社)

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