2009年10月06日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、6日東京午前に英インディペンデント紙<電子版>アラブ諸国は原油取引での米ドル利用中止に向け協議中だとし、アラブ諸国が中国・ロシア・日本・フランスと極秘に協議し円・元・ユーロ・金の通貨バスケットを利用する、と刺激的な報道をしたことからドルの下値リスクが高まりました。実現不可能でもネタはネタ。市場参加者としての反応は当然です。

そして東京午後にサウジアラビア通貨庁(中央銀行)のジャーセル総裁が原油の支払いをドル以外の通貨にシフトするとの話を否定した発言が報道され、また、アルジェリア・ジュディ財務相が「原油取引に新たな通貨は必要ない」と発言ロシア・パンキン財務次官は「原油取引での米ドルの役割変更は協議していない」これも至極当然のコメントをしました。

仮に容認、若しくは新たな通貨の必要性を説こうものなら世界金融市場は大混乱でありますが、冷静に考えれば流動性の高い原油市場である
ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)などのドル建てベンチマークに一番の指針を甘受しているのが米ドル・ペッグ制を採用しているアラブ湾岸諸国ですから目先は現実性に乏しいはずです。アラブ湾岸諸国の通貨の多くが完全兌換性を持っていないという点を考えれば流動性が一番高いドルからの完全兌換性が現在の各国の国の富に直結していると思われるからです。

しかしながら、どんな報道でも身構えて反応するのは当然。
そこで事前リスクを認識しておきましょう?。
本当に怖い、と思うのは中東原油に関する通貨建て対象も含め、地ならし的報道が成されたとき。

それはなにか、というと「カリージ(Khaleeji)」です。(「カリージ」とはアラビア語で「湾岸」の意味。別名:湾岸ディナール)。
これは、あまり知られていないですが中東諸国で検討されているとされる湾岸共通通貨の仮称でして湾岸協力会議(GCC)(加盟国は、アラブ首長国連邦・バーレーン・クウェート・オマーン・カタール・サウジアラビアの6カ国)が早期導入を検討しているようですが、これに関して具体性のある報道の方が現在は市場インパクトが高いですよね。
Xdayに備え、なんとなく覚えておいてくださいませ。
<初めて聞いた!何だ??(゚∇゚ ;)エッ!?では困りますからね>


さて、今夜のドル円戦略ですが

21:30 (加) 8月住宅建設許可 [前月比](前回-11.4%)
22:00 (米)NY原油先物市場開始
22:30 (米) 米国株市場開始 
23:00 (米) ニューヨークオプションカット
23:00 (加) 9月Ivey購買部協会指数(前回55.7)
24:00(英)ロンドンフィキシング
IMF・世界銀行秋季会合(イタンブール、7日まで)

を念頭にテクニカル的な短期上値焦点として東京時間の戻り高値89.41と89.25-45ギャップ(窓)ゾーンの埋め戻し残り、60分足ボリンジャーバンド中心線推移の89.45。
昨晩のニューヨーク戻り高値圏/今朝の東京高値圏89.65-70、89.65-85はギャップ(窓)ゾーンでもあり上抜けて日足一目均衡転換線89.93、昨日の東京高値圏、そして先週末のニューヨーク市場での戻り高値89.95-90.00。
これらを意識すると89円台後半抜けには相当なエネルギーを要するのではと考えます。
更に上抜けて60分足ボリンジャーバンド+2σ推移の90.02、10月1日の戻り高値90.15-20。そして90.40-45(9月30日高値)、25日21:45の戻り高値90.50、90.90-95(9月22日安値)。

91.00-25のギャップ(窓)が最終ターゲットとなりますが91.00-05にはストップ設定やオプション設定も観測されていることから防戦売り圧力も推測可能であり、91円台に向けての上伸アプローチにはかなりの動意材料の必要性を感じます。

1006ドル円ボリンジャー
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/ボリンジャーバンド/米ドル円

一方下値焦点とし89.05-88.90のギャップ(窓)、日足ボリンジャーバンド-2σ、そして60分足ボリンジャーバンド-2σ推移の88.86-87のサポート有無が意識され、88.60-65(10月2日安値)、88.22(9月28日直近最安値)、1月23日の戻り安値88.00、割れて87.50、1月21日の安値87.10と見ています。

下値リスクに警戒して戻りが何処までか、想定レンジ内での逆張り戦術イメージで考えています。



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2009年10月06日

おはようございます、岡三オンライン証券の武部力也です。

肌寒さを感じる朝となってきました。健康管理には十分ご留意下さい。

さて、一部景気指標では明るさが出てきているものの、その水準はまちまちで概ね企業物価指数や消費者物価指数の伸び率は下落傾向が継続。
日銀短観内容からも雇用と設備の過剰感は高く、企業の設備意欲も低く、生産水準は昨年比で7〜8割り程度と見て取れます。昨日も駅売りの某タブロイド夕刊紙の一面にマンション価格の大幅値下げが取り上げられていました。

個人的には以前から当ブログやラジオで取り上げさせて頂いたとおり、2016 年オリンピックの東京招致成功に期待していたのですが今回の失敗は心理的にも株価指数全体に及ぼす影響が大きいと考えています。

まずは東京ベイエリアを中心とした公共投資が鳩山新政権の環境政策方針に転化され、それが地方全体にも波及した可能性があったことのペンデイング・・。また、鳩山総理の国連での大胆な温暖化ガス削減目標演説自体に賞賛はあったものの現実には海外勢からの新政権に対する期待相場は明確に示現しておらず、逆に鳩山政権の経済政策の方向性として亀井金融相の提唱による中小・零細企業の債務「モラトリアム(返済猶予制度)法案」をはじめ主要閣僚の諸発言がテクニカル的に見ると225指数チャート上での上値重さに影響を及ぼしつつあるように感じます。<衆院選終了後から約1000円幅の下落です・・・>

1006一目均衡225
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/日経平均225

テクニカル的には日経平均株価指数・225先物指数などを考えると9月SQ算出日、9月末の配当落ち(25 日)以降、軟化は継続しており次のポイントとして9日の10 月SQを迎えるまでをリバウンドが期待される可能性の一つの目処とし、一目均衡線での雲の上限に回帰して方向転換の期待が寄せられる期間を現在と考えています。<要はその反発起爆剤の一つとして東京オリンピック決定を期待していました・・>

別途、改めて民主党の基本的な経済政策を考えるなら端的に表している2007年の参議院選挙以来の民主党のスローガンである『国民の生活が第一。』は一つのヒントであり、民主党の経済政策を「消費者重視」と想定するなら「内需拡大」に資する企業、相対的に国内で売上を伸ばせる企業、デフレ傾向時にこそ強みを発揮する企業を選定する必要が高まってきた、と感じます。
商店街の円高還元看板

早朝、近所の商店街で円高還元セールの看板を見かけたのですが何屋さんだったのか???円高を還元する御店だったか??良く確認できませんでした(苦笑)。商魂のたくましさにちょっとびっくりです

さて、本日の東京ドル円戦略ですが英インディペンデント紙がアラブ諸国は原油取引での米ドル利用中止に向け協議中だとし、アラブ諸国が中国・ロシア・日本・フランスと極秘に協議し円・元・ユーロ・金の通貨バスケットを利用する、と刺激的な報道内容を伝えたことからファンダメンタルズ的にはドルの下値リスクに対する高まりを感じます。

ドル円のテクニカル的な短期上値焦点は89.25-45ギャップ(窓)ゾーン、昨晩のニューヨーク戻り高値圏/今朝の東京高値圏89.65-70、60分足ボリンジャーバンド中心線推移の89.71。上抜けて日足一目均衡転換線89.93、昨日の東京高値圏、そして先週末のニューヨーク市場での戻り高値89.95-90.00、60分足ボリンジャーバンド+2σ推移の90.01、10月1日の戻り高値90.15-20。そして90.40-45(9月30日高値)、25日21:45の戻り高値90.50、90.90-95 (9月22日安値)。
91.00-25のギャップ(窓)が最終ターゲットとなりますが91.00-05にはストップ設定やオプション設定も観測されていることから防戦売り圧力も推測可能であり、91円台に向けての上伸/アプローチには相当なエネルギーは覚悟する必要があるかと思われ、今となってはかなり遠いい水準と感じます。

1006
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/ボリンジャーバンド/米ドル円

一方下値焦点とし89.05-88.90のギャップ(窓)、日足ボリンジャーバンド-2σ推移の88.72のサポート有無が意識され、88.60-65(10月2日安値)、88.22(9月28日直近最安値)、1月23日の戻り安値88.00、割れて87.50、1月21日の安値87.10と見ています。

昼刻にかけては中国勢のお休みも影響しているのか、市場は薄く流動性に乏しい上、値が飛び易い危険な状況です。ご注意を!!



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力也のFX道場 

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2009年10月05日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、東京外為市場ドル円相場は想定どおり、月曜様子見的な色彩を強め円安推移も一服。概ね89円台後半を中心とした取引で終始し、欧米市場にバトンタッチとなりました。
本日の東京は秋雨・・。今夜はお月様を見れそうにはありませんね。
少し肌寒くなってきたので本日は忙しさもあり、ランチは”かき揚げそば”で、かる〜く、体を温めました。(笑。

かき揚げそば
今夜の指標は以下です。週初ですから、かる〜く、あたたまる指標ばかりですが、やけどにはご注意を。

22:00 (米)NY原油先物市場開始
22:30 (米) 米国株市場開始 
23:00 (米) ニューヨークオプションカット
24:00(英)ロンドンフィキシング
23:00 (米) 9月ISM非製造業景況指数(前回48.4 予想50.0)
世界銀行・IMF合同開発会議(イスタンブール)
07:30 (米)ウィリアム・C.ダドリーNY連銀総裁、フォーダム大学で講義

ファンダメンタルズ的にはドルの下値リスクは依然燻っていますが、テクニカル的に見た場合、日足では下ひげを見せて底入れ感も醸し出していることから短期的な反発上限が何処なのか、戻り売り場探しも鑑み、継続してレジスタンスラインを見定め、注視する必要を考えます。

ドル円の短期上値焦点は日足一目均衡転換線89.93、本日の東京高値圏、そして先週末のニューヨーク市場での戻り高値89.95-90.00、60分足ボリンジャーバンド+2σ推移の90.15、10月1日の戻り高値90.15-20。そして90.40-45(9月30日高値)、25日21:45の戻り高値90.50、90.90-95 (9月22日安値)。91.00-25のギャップ(窓)が最終ターゲットとなりますが91.00-05にはストップ設定やオプション設定も観測されていることから防戦売り圧力も推測可能であり、91円台に向けての上伸には相当なエネルギーは覚悟する必要があるかと思われます。
1005ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/ボリンジャーバンド/米ドル円

一方、下値焦点として60分足ボリンジャーバンド中心線推移の89.59を意識し89.45-20のギャップ(窓)サポート有無が注目されるところ。
その下はもみ合い商状を見せた89.10−15価格帯、60分足ボリンジャーバンド-2σ推移の89.04、そして89.05-88.90のギャップ(窓)/日足ボリンジャーバンド-2σ推移の88.88のサポート有無が意識されるところです。

週初ですから、無理せず小刻みなトレード、”利食い千人力の心得”で如何でしょうか。



okasanonline at 20:21コメント(0)トラックバック(0) 
力也のFX道場 

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プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。
(2014年−2017年 東洋大学 社会人基礎力 特別講師)
(2012年−2018年 東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 委員)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


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