2009年12月08日
お疲れ様です、岡三オンライン証券株式会社の武部力也です。
さて、本日の武部は夕刻まで外出予定ですが、為替レートは何時でも確認可能です。
携帯電話向けくりっく365為替情報サービス、その名は
e-profit FX mobile (岡三オンラインFX仕様)
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昨晩の回顧
昨日当欄で深夜のパーナンキFRB議長にご注意、と申し上げましたが、、、、はあ・・・、パーさん、やってくれました・・。
わざわざご丁寧に「米経済は依然として相当の向かい風局面にある」「FOMCはなお低金利政策の長期化をみている」と発言。経済や出口戦略に関して慎重な姿勢を示したことを受けてドル円相場は89円台割れを試しに下落を見せています。
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・5分足/米ドル円
本日のドル円ポイント
さて、焦燥感をもってドル売り追随が出るや否や。
焦点は米雇用統計発表時に生じたギャップ(窓)への回帰有無と考えており、下落した場合は相場水準が下降移行するため注意が必要となります。
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/米ドル円
歴史を教訓に。
1941(昭和16)年の本日、日本軍がハワイ・オアフ島・真珠湾のアメリカ軍基地を奇襲攻撃し、太平洋戦争が勃発した日です。
奇襲攻撃にご注意を。
2009年12月07日
お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。
本日の東京ドル円回顧。
想定どおり、89円台後半維持が動向のポイントとなり、動意が一巡すると月曜様子見派が台頭して凪相場になってしまいました・・。
週末のカーメンテナンス
週末に愛車のメンテナンスに行きました。一年間のねぎらい、そして年末年始に控えてです。
オイルエレメントを換えて、フラッシング等々・・。高級オイルがキャンペーン中だというので奮発して充填(笑)。諸々のチェックをしました。
僭越ながら大昔にはガソリンスタンドでのバイト経験もありますから、何処がメンテナンスポイントなのかはわかります。しかし、中途半端に知識があるぶん、整備士クルー各位にはご迷惑だったかも。この場にて深謝です。(でも、楽しかったです)
レンジ相場のときは。
さて、本来、小康状態でレンジ相場になっている場合、参加者は比較的フリーな状態で短期的にはポジションも傾いていない場合が多いと考えられます。
勿論、新たなセンチメント、仕掛け次第では膨大な新規ポジションが発生する状態でもあります。
相撲に例えるなら土俵の中央でがっぷり四つになり動けない、剣道だとつばぜり合い、・・。要は力尽きた方が一気に追いやられる可能性があり、上下いずれかにストップロスなどを巻き込んで、ブレイクアウトを引き起こす可能性を控えている時期、、ともいえます。
現在するべきこと。
自身のリスク許容範囲を再確認して保有ポジションの縮小や逆指値の設定、そして短期売買、、と考えます。要は小休止時でのメンテナンスタイムです。
チェック項目
まずは今週の指標です。今回は特別に岡三証券投資戦略部作成の
岡三ウィークリー(12/7-12/11)をご案内します。
内容は週間予定からはじまり、為替相場は勿論、日本株式・新興株式・米国株式・中国株式・債券相場、注目銘柄を参照することが可能です。
今夜の指標。
20:00 (独) 10月製造業受注 [前月比] (前回+0.9% 予想+0.7%)
22:00 (ユーロ圏) トリシェECB総裁講演
22:30 (加) 10月住宅建設許可 [前月比] (前回+1.6% 予想+1.0%)
22:30 (米) 米国株市場開始(〜06:00)
24:00(米) ニューヨークオプションカット
01:00(英)ロンドンフィキシング
02:00 (米) バーナンキFRB議長講演
05:00 (米) 10月消費者信用残高 (前回-148億USD 予想-93億USD)
06:45 (NZ) 期製造業売上高[前期比](前回-4.8%)
特に先週末の米雇用統計の改善により、日本時間深夜02:00に予定されるバーナンキ米FRB議長の講演でどんな発言が出るか、事前の対応が必須です。
ファンダメンタルズポイント
先週末の米雇用統計の改善を受けたドル高と米債金利の上昇により、ドル調達キャリー取引の巻き戻しが継続。金などの資源価格が下落しており、これまでリスク選好相場で買われてきた欧州通貨や資源国通貨が圧迫されていることから朝方の見解と同様、クロス円にどの程度の円高リスクを想起させるか、警戒が必要です。
ドル円テクニカルポイント
上値焦点は本日の仲値公示後に小さく生じた90.05-15のギャップ(窓)、東京時間の高値90.38、一目均衡線日足での上値焦点は雲の下限/先行線推移の90.46。越えて、先週末の高値90.78。
一方下値焦点は現状、89.60-80がサポート機能しているものの89.55-40、5分足で見た場合の89.25-10のギャップ(窓)の維持の注視。
この価格帯がサポート機能がなされないと5分足で見た場合の89.10-88.50という米雇用統計発表時に生じたギャップ(窓)への回帰有無が焦点となり、相場水準が下降移行するため注意が必要となります。
油断禁物!
2009年12月07日
おはようございます。
今週も宜しくお願いします、岡三オンライン証券の武部力也です。
先週のポイント
●非農業部門雇用者数変化:11月-1.1万人(事前予想-12.5万人)
●失業率:11月10.0%(事前予想10.2%)
米11月雇用統計の結果は市場サプライズとなり、FRBが出口戦略に向けて舵をきるのではとの思惑から、早期利上げ観測も浮上。ドルは全面高の様相となりました。
今後の警戒ポイント
注目の雇用統計の大幅改善というまったく予想外の結果に・・。ドル円はスパイラル的に大幅上昇、調整らしい調整もなく、最後は90円台まで続伸して週明けの東京を迎えています・・。
日本の金融緩和も後押しになった感もあるでしょうか、とりあえずのドル安リスクは一服してきました。
今後の展開ですが日本株には円高・ドル安一服が好材料となるため、日本の株高がクロス円での円高リスクを抑制させる期待がもたれる一方で、そもそも米年末決算による海外収益のドル転需要も全般的なドル買い戻しを支援しやすく、それが対ドルで欧州通貨や資源国通貨の軟調を引き起こし、クロス円にどの程度の円高リスクを想起させるか注目されるところです。
本日の東京ミドコロ。
今回の米雇用回復の持続性や年末商戦の行方には継続して不安感が完全払拭されたわけではなくドル安や円高が再燃するリスクは消えていないと考えます。
東京市場では、待ってました!と言わんばかりにドル売り・円買い手当ての遅れていた国内輸出企業のドル売り圧力が90円台から想定しやすいところ。
増してやドル円相場では一時、84円から85円台を見せられ、円高恐怖は遂先日の話題。そのあとの90円台!ということで、地獄に仏?日銀短観前、クリスマス前、年末前という押し迫ったカレンダー的な要因も駆け込み的なドル売り対応が東京勢法人勢から持ち込まれる可能性大、と考えています。
ドル円テクニカルポイント。
一目均衡線日足でみると上値焦点は雲の下限/先行線推移の90.46が上値焦点。
下値に関しては5分足でみてもテンポが速すぎるのが確認できます・・。各所急騰ゾーンのギャップ(窓)埋め戻し有無に警戒。89円台後半が維持されるか否かで水準が移行する可能性から動向に注意。
注意。
東京勢法人勢の動意が一巡すると月曜様子見派が台頭して凪相場になる可能性大・・・。
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