2010年06月03日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、昨日来、東京外為市場では鳩山首相の後継を巡る報道やアジア株の値動きに翻弄され
ての相場展開を見せており、これを一部の方々は「鳩ポッポ相場」※と揶揄して呼んでいる
とのこと・・。
※一国の総理大臣に対してわたくしが勝手に言っているわけではありませんので・・。

鳩山民主党代表の辞任に伴う新代表の選挙はあす4日に開催され、国会での首相指名も同日
午後になる見通し、と報道されていますが、さて、 有力候補とされる菅副総理兼財務相(=円安)
のイメージに対して市場が改めて反応を示すのか。

ドル円相場は約2週間ぶりの水準で推移していますが、これはあくまでも昨晩の米国株式市場(22:30〜)
と米住宅関連指標(昨日23:00に全米不動産業者協会(NAR)が発表した民間指数<4月中古住宅販売保留> )
の好調から投資家のリスク許容度を回復させ、円売り圧力へ、、と解釈されています。
引き続き外為市場プレイヤーのセンチメントに御注意を。

 

東京ドル円戦略。
海外時間ではドル円・クロス円が上昇。
東京時間では本邦の政局不安を手掛かりとして更なる上伸を期待して良いのか否かが焦点。

早朝にガイトナー米財務長官が「米金融規制改革法案の成立は間近」、そしてバローゾ欧
州委員長が「個人的には金融取引課税には賛成」等、欧米での金融規制改革に向けた動きが
リスク回避の流れを見せるかも留意しておきたいところ。

また、ユーロ諸国の財政問題からリスク回避の動きは継続しており、機関投資家のヘッジ率
引き上げ観測なども取り沙汰されており円売りの動きも限られるのでは、と考えます。

特に本邦政局の影に隠れて、あまり取り沙汰されていませんが昨晩から本日早朝にかけて
イラン中央銀行が今後4カ月間で段階的に約450億ユーロを売却し、米ドルと金を購入すること
を計画している模様と複数で報じられています。
また、既にユーロ売却の一部が実施されている、との報道もあり、これらは新規のユーロ
圧迫材料としてカウントされるところ。

別途、国連安全保障理事会が核兵器開発疑惑のあるイランに対する追加制裁決議案が来週
にも採決に付され、可決されるとの見通し報道もあり総じて、”リスク回避”とした動きに
は要警戒です。

目先は明日の米雇用統計を控えて、非農業部門雇用者数の事前予想がプラスで見込まれて
いるぶん、戻り売り圧力が上値追いを抑制させるのでは?と考えています。

 

ドル円ぱっと見テクニカル。
日足一目均衡表で見ると雲のどまんなかで推移。
上値焦点は93円台に向けて雲の上限に顔が出せるのか否か。これはクロス円全般にも大きな
影響を与える事から期待が萌芽されます。
一方で下値を少しずつ切り上げてきているものの急に梯子を外される可能性もあり、引き続き
小刻みなトレードを繰り返す事が結果としてリスク管理に繋がるものと考えます。

0603東京ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/ドル円


鳩



okasanonline at 11:34コメント(0)トラックバック(0) 
力也のFX道場 

皆様からのご声援をお待ちしております!

  • 人気ブログランキングへ
  • にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ

2010年06月02日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、鳩山首相/民主党代表の辞任に伴い、まずは民主党新代表選を4日に開催する、とした
報道がなされ、また一部では有力後継候補として菅直人副総理兼財務相の名前が取り沙汰されて
います。

勿論、菅氏のほか前原誠司国土交通相、岡田克也外相、仙谷由人国家戦略相、らを推す声も
複数報じられており今後の動向は予断が許されません。まさに、政治は一寸先が闇・・。

<民主党代表選→内閣総辞職→衆参両院での首班指名選挙→新内閣成立>

もっとも、以前に指摘したとおり、
相場も一寸先は闇ではあるものの、現状の本邦ファンダメンタルズなら各後継者が微妙
に経済政策のニュアンスが異なっても日経平均株価の上昇余地に期待を寄せる程度。


為替においては、やはり指摘しているとおり、
菅首相誕生の場合、日本政府としての円安志向は継続、ないし更に強める方向になるかも
しれませんが外為市場プレイヤーの関心事は我が国の政局混乱程度より欧州のソブリンリスク
(国家の信用リスク)や欧州金融機関の損失拡大懸念、米国南部メキシコ湾での原油流出の
影響や中国センチメントに重きを置いていることを再確認しての相場ビューが大事だと心得ます。
”井の中の蛙”に成らぬよう御注意を!


今夜の材料。

20:00(米)MBA住宅ローン申請指数[前週比] (前回+11.3%)
20:30(米)5月チャレンジャー人員削減予定数[前年比](前回-71.1%)
22:30(米)米国株式市場(〜05:00)
23:00(米)4月中古住宅販売保留 [前月比] (前回+5.3% 予想+6.0%
23:00(米)ニューヨークオプション行使時間期限  
23:00(ユーロ圏)ポルトガル議会、財政緊縮案を審議                                     
23:30(ユーロ圏)バローゾ欧州委員長、レーン欧州委員 会見      
24:00(英)ロンドンフィキシング 

 

ドル円ぱっと見テクニカル。

ドルストレート、クロス円も引き続き不安定な状態で想定。

60分足で見ると下値焦点は90円台半ばを橋頭堡(きょうとうほ)とした90円台後半からの91円台
前半維持の有無。対して上値焦点は91円台後半抜け、92円台に向けたアプローチが持続できるか。
下値を少しずつ切り上げてきている一方で急に梯子を外される可能性も・・。
小刻みなトレードを繰り返す事が結果としてリスク管理に繋がるものと考えます。

0602欧米ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/ドル円


本日のランチはカラッとした相場展開を祈念して天丼でした!
銀座春日の天丼


天に向かって、ドーン!



okasanonline at 18:35コメント(0)トラックバック(0) 
力也のFX道場 

皆様からのご声援をお待ちしております!

  • 人気ブログランキングへ
  • にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ

2010年06月02日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。
さて、、、、第93代日本国内閣総理大臣の鳩山由紀夫氏が辞任を表明しました。
辞任理由はさておき、、、当然、一国の首相退陣は円安要因です。
もっとも、その時の動きに関しては
先日の見解どおりなのですが、、、

首相退陣はあくまでも”仮説”での場合でしたので些か補足/追記しないといけませんね。
それは、”「ポスト鳩山」は誰?”と言う点。相場は先読みの世界でもありますからある
程度のシナリオも今のうちに勘案しておく必要を感じます。

「ポスト鳩山」後継候補が焦点
基本、政治動向は門外漢ですので多くの政治評論家の解説を傾聴しないといけないのですが、
まずは参考としたいのが民主党の渡部恒三元衆院副議長のコメント。

5月29日福島県会津若松市の会合で鳩山首相が退陣した場合の後継について
「菅直人副総理兼財務相、前原誠司国土交通相、岡田克也外相のうちの1人なのは間違いない」
との見方を示しました。
個人的には原口総務大臣や仙谷国家戦略担当大臣などの名前も今後挙がると思うのですが、
取り合えず枚挙に暇がないので菅・前原・岡田の三氏を中心とした今後のドル円市場での反応
イメージです。


菅直人副総理兼財務相
1月の財務相就任記者会見では藤井前財務相の「円高容認」から180度方針を転換し
「経済界では(1ドル=)90円台半ばが適切との見方が多い。もう少し円安の方向に進めば良い」
と発言。日銀とデフレ対策共闘の指揮者ですから”円安論者”とした市場の見方です。

前原誠司国土交通相
5月末に米普天間基地問題に関し「国と国との約束をしっかり履行していくことは大変重要。
安全保障の体制が崩れれば、すぐさま株価、為替、金利、投資、日本経済すべてに響いてくる」
つまりは日米安保を基調とした日米協調型・・。
同氏のサイト内で過去の論文・演説等を拝見するとドルを基軸とした中での円、そして2009年
初旬の論調でしたが成長戦略の一つに外資の導入を論じていらっしゃるのが見て取れました。
いずれにしろ調整型、とした見方が可能です。


岡田克也外相
日米同盟を基軸としながらも、中国重視の姿勢、とされ市場経済主義者とした見方。
為替に関しては2009年8月、外務大臣就任前のコメントとして「ファンダメンタルズを反映
した動きなら、人為的に変えることは長い目でみて望ましいことではない」と発言・・。
つまりは円高推移でも容認派?とも受け取れますが逆に”ファンダメンタルズ反映していない時
は(介入)容認?”とも感じられますが、前提は前出の市場経済主義の姿勢であること、
となりましょうか。

 

まとめ。
未来の総理大臣候補に対し僭越ながら勝手ながら3つの為替政策論者と大別。
勿論、此の限りではありません事も予め御容赦ください。

 


ドル円ぱっと見テクニカル。
60分足で見ると下値焦点は90円台半ばを橋頭堡(きょうとうほ)とした90円台後半からの
91円台前半維持の有無。
対して上値焦点は91円台後半抜け、92円台に向けたアプローチが持続できるか、が鍵と考えます。

0602東京ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/ドル円



okasanonline at 12:02コメント(0)トラックバック(0) 
力也のFX道場 

皆様からのご声援をお待ちしております!

  • 人気ブログランキングへ
  • にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ

免責事項

  • 本投資情報は、情報の提供のみを目的としており、取引の勧誘を目的としたものではありません。
  • 本投資情報の公開および各コンテンツの更新については、都合により予告なく休止、変更、削除する場合があります。
  • 本投資情報の掲載情報の正確性・妥当性等について、岡三オンライン証券およびその情報の提供者が一切保証するものではありません。ご投資の最終決定は、お客様ご自身の知識、経験、投資目的、資産状況等に適う範囲で、ご自身の判断と責任で行ってください。
  • 本ブログの掲載情報に関するご質問等にはお答えいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
  • 本投資情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いかねます。
  • 本投資情報は、いかなる目的であれ当社の許可なく転用・販売することを禁じます。
口座開設のご案内

まずは岡三オンライン証券で
証券総合取引口座を開設!

口座開設

株と為替の売買シナリオ 配信中

プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。
(2014年−2017年 東洋大学 社会人基礎力 特別講師)
(2012年−2018年 東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 委員)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


「勝ち残りFX」(扶桑社)

岡三オンラインFX
(くりっく365)
岡三アクティブFX
(店頭FX)
ガチンコ対談
有名トレーダー・ブロガーとの対談コンテンツ「FXガチンコ対談」を開始いたしました。

武部力也のガチンコ対談

ブログランキング

皆様からのご声援を
お待ちしております!


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ