2010年04月09日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

昨日は、人民元に関するストレスが溜まる中でニューヨークタイムズ紙電子版をはじめとした各種報道から「中国政府は為替政策に関する変更発表に『極めて近い』状態にある」との観測が高まりリスク回避に伴う円高圧力が発生。
先週金曜日の3月米雇用統計前、3月31日水準までドル安・円高へ振られてしまいました。

結局、21時頃から米財務省がパラパラとガイトナー米財務長官と王・中国副首相が会談、意見交換を行ったとした事実関係の確認のみの報道から相場水準は反転を見せています。

東京の勝負処?

”虎の威を借るライオン”、”羊の皮を被る山羊”・・。要は姑息なマネをしなくても強いものは強いし、弱いものは弱いだけですが、本質に気付いてこそ勝ち残り、と考えます。
本日の東京市場ではポイントは2点と考えました。

一点目は政府と日銀による定期協議の第1弾となる 鳩山首相と白川日銀総裁の会談(菅副総理兼財務経済財政担当相と平野官房長官  、山口日銀副総裁が同席する予定)   
  日の丸                 

回りくどいコメントがなされるかもしれませんが、「最悪です」としたコメントは出る訳も無く、「緩やかながら、」「着実に効果が、、」「兆しが、」「でもまだまだ、、」と玉虫色的なコメントで神経質な動きを想定。
しかし、日銀に対して更に金融緩和圧力が強まるのではとの思惑が強まれば円安反応は想定しておく必要あり・・。。


二点目は
11:00 (中国)中国1-3月期企業家信頼感指数
11:00 (中国)中国1-3月期企業景況感

中国国旗
中国国家統計局からの発表予定がなされており企業景況感が窺われる指数とあいまって人民元切り上げに繋がるのか、変動幅拡大に繋がるのか、等、中国の為替政策変更に関わる報道にも要警戒であり、瞬間的な円高反応には十分警戒する必要があります。

ドル円ぱっと見テクニカル。
中期
日足ローソクで見ると下降相場から上昇相場への転換点に出現するとして典型的な表記される下ヒゲを見せて、調整反発、リバウンドの機運を期待したいところ。一目均衡線・基準線93.41のサポート有無に注視。

0409日足東京ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/ドル円

短期
危惧していた短期下降トレンドからの戻り売り圧力でギャップ(窓)の埋め戻しも概ね完了。本日は93円台前半にオプション設定観測からの買い圧力、93円台後半からは戻り売り圧力が取り沙汰されており上下レジスタンス&サポート水準を意識したトレードをイメージしています。

0409東京ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/米ドル円



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2010年04月08日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

胸騒ぎ

以下、リスクエストが届きました。(原文)
-------------
・・・日本橋のおでん屋さん、お●●本店の昼名物、「とうめし」にトライしました。おでん汁をかけてギューっと固めたご飯の上に、豆腐がそのまま乗っています。
とうめし
ご飯はかるく2合はあると思います。
これに、煮込み、サラダ、味噌汁、漬物がついて700円です。
ほとんどの人が完食できません。とにかく米を食いたいという人にお勧めです。
ぜひ挑戦してみてください。
---------------

え〜っ、ランチグルメブログじゃない上に(笑)御飯を2合も挑戦して欲しい!ですか!!??(笑)

<昔は為替市場出身の有名な某代議士センセイとサシで飲み比べて2人で泡盛一升空けたり、お寿司屋さんの冷酒を2人で全部飲んじゃった時がありましたが、今はチョッと、、(T_T)、、


今後もこうしたリスクエストが来るのでは、と胸騒ぎの午後でした。


ちなみに本日のわたくしのランチは、総額530円。たっぷりな「サラダ」とヘルシーな「きんぴらごぼうおぼろ豆腐ハンバーグサンドイッチ」です

20100408ランチ


胸騒ぎ

豪ドルは主要国の中からいち早く金融施策の引き締め転換を見せ、対円相場はテクニカル・月足一目均衡表では基準線、転換線がサポートとしていたことから個人的にも強気に当ブログでは考えてきました。
2010年月足一目豪ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・月足/一目均衡表/豪ドル円

 

豪準備銀行(RBA)は一昨日6日の金融政策決定会合にて市場の予想通り25bpの利上げを決定し政策金利を4.25%としています。
豪ドル政策金利
参照:e-profit FXチャート


声明文では今回の利上げが政策金利の平均値へ回帰させる「一段の措置(further step)」であるとの可能性を示唆しており、豪国内経済は住宅市場の活発さのほか原材料価格の上昇圧力に恩恵を受けており、強いては中国経済の成長に牽引されていることも踏まえて鑑みると次回の豪金融政策決定会合5月4日に向けては4月15日の中国各経済指標が試金石となる可能性が高く、それまでは小休止の感も否定できません。

そうなると引き続き中長期的には他通貨比で選好されやすい豪ドル、と考える一方で短期的な見方としてメルクマールとしてみるとテンポ良く上伸してきたドル円相場が94-95円の上値重さを見せる中で、トレンド双行する豪ドル円チャートも短期的には些かの加熱調整懸念がなされるのでは?胸騒ぎします・・。

0408ドル円と豪ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/ドル円/豪ドル円

今夜の材料。
19:00(独) 2月鉱工業生産 [前月比] (前回+0.6% 予想+0.8%)
20:00(南ア) 2月製造業生産(前回-0.6% 予想+0.5%) 
20:00(英) BOE政策金利発表  
20:45(ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表
21:30(ユーロ圏) トリシェECB総裁記者会見
21:30(米) 週間新規失業保険申請件数 (前回43.9万件 予想43.3万件)
21:30(米) デュークFRB理事講演「金融教育」
22:30(米) 米国株式市場(〜05:00)
23:00(米) ニューヨークオプション行使時間期限
23:30(米) タルーロFRB理事講演
24:00(英) ロンドンフィキシング
02:00(米)米30年債入札(130億ドル)
03:45 (米) コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁講演
05:00 (米) コーンFRB副議長講演「経済見通し」
米露首脳会談「核兵器削減について」
ガイトナー米財務長官と中国・王岐山副首相の会談

胸騒ぎ
今夜は材料が凄まじく多く、特に要人発言には些か胸騒ぎを覚えます・・。


ドル円ぱっと見テクニカル。
危惧しているのは短期下降トレンドからの戻り売りプレッシャーとギャップ(窓)のサポート機能有無。クイックイン/クイックアウトでのトレードを意識しています。

0408欧米ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/米ドル円



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2010年04月08日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

米議会が人民元安への批判を強める中で、米政府が中国を16年ぶりに「為替操作国」と認定するか否かの判断が先日先送りされたことは御存知の通りですが、そうした中で本日一番のマーケットリスクはガイトナー米財務長官と中国の王岐山副首相との会談と考えます。

インド訪問中のガイトナー米財務長官が急遽、北京訪中を発表。    
来週12、13日にワシントンで核安全保障サミットが開催される際、オバマ大統領と胡錦濤国家主席の2国間会談も行われ、その際、人民元問題も話し合われる可能性が高く、その地ならしとなる実務的なハイレベルの会談、とした可能性が取り沙汰されます。

会談は非公開とのこと。人民元切り上げに向けた内容等が洩れ伝わるようだと当然、短期的には対円市場を連動させる可能性が高く、警戒を高めておく必要があります。

具体的には何らかのパッケージ、バーター交渉が想起されるところで、中国のプライドを立てて、米国が利を取る、と言う感じでしょうか。
常識的に考えて 胡主席の訪米直後に中国を「為替操作国」に認定すれば、中国の顔に泥を塗ることになりかねず、米中関係が最悪となるのも想像しやすいところです。

一方で、「中国は米国に屈した」と見られないようにするため、ガイトナー長官の促す「迅速な動き」を避け、切り上げ時期を自主的に先延ばしする出来レース密約をすること。
夏ぐらいに人民元問題の目処が立っていれば、オバマ政権は11月の中間選挙を前に「巧みな外交手腕」が強調できます。

いずれにしろ米中貿易不均衡の拡大をみると遅かれ早かれ中国はアメリカからいっぱい買い物をするか為替制度改革を実施するか、中国自身も択一せざるを得なくなるのでしょう。
米国から買うものと言えば、ディズニーランド、、とか?(香港の不評が上海オープンを危惧させているそうで、、。)アメ車、飛行機、ハンバーガー、牛肉、ハリウッド映画、、、

人民元切り上げは中国の輸入拡大・内需拡大に向けたポジティブな施策展開ですが、一旦の経済収縮を国内で甘受されるかと言うと国民感情を踏まえれば早急には難しいのではないでしょうか。

無難な考え方としては、米国から何か買うor人民元の利上げ→対ドル変動幅拡大→人民元切り上げ、と段階的にイメージしています、、、、。

 

ドル円ぱっと見テクニカル。
短期下降トレンドからの戻り売りプレッシャーとギャップ(窓)のサポート機能有無に注視。
引き続き上下想定ポイントのブレイクも念頭にクイックイン/クイックアウトでのトレードを意識しています。

 0408東京ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/米ドル円



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プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。
(2014年−2017年 東洋大学 社会人基礎力 特別講師)
(2012年−2018年 東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 委員)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


「勝ち残りFX」(扶桑社)

岡三アクティブFX
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