2010年01月21日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、以前はアメリカが風邪を引くと日本がくしゃみする、と揶揄されましたが現在は中国がくしゃみをすると世界中がオロオロする世界経済・・。
そうなると本日の東京市場の最重要ポイントは、以下

11:00 (中国) 10−12月期GDP[前年比](前回+8.9% 予想+10.5%) 
11:00 (中国) 12月生産者物価指数[前年比](前回-2.1% 予想+0.7%)
11:00 (中国) 12月消費者物価指数[前年比](前回+0.6% 予想+1.4%) 
11:00 (中国) 12月小売売上高[前年比](前回+15.8% 予想+16.3%)
11:00 (中国) 12月鉱工業生産[前年比](前回+19.2% 予想+19.6%) 
11:00 (中国) 12月固定資産投資[前年比](前回+32.1% 予想+31.5%) 

となります。

シミュレーション。
中国の銀行融資制限(預金準備率0.5%の引き上げ)を背景としてリスク選好の巻き戻し圧力が高まり総じて円相場は上値の重い展開となりました。
本日も中国の指標結果次第の展開と見ており中国10−12月期GDPは前年比予想で+10.5%の伸びとなると米国についでGDPが世界第2位となる見込み・・・。
予想を更に上回れば、リスク選好の動きからドル円・クロス円を買う動きが強まる可能性は大・・・。
<ポイント:日本市場・アジア株式市場の上昇・資源相場上昇・資源通貨上昇・円安>

一方で、すでに強い予想を織り込んでいる?とすると、逆に上値追いも限定的で<「バイ・ザ・ルーマー、セル・ザ・ファクト」>、中国景気の過熱感から、今後、中国当局の金融引き締めが強まるとの見方が支配的に成れば、世界経済の回復速度も鈍るとの思惑が高まる可能性があり、日経平均株価は勿論、商品相場をも通じてリスク資産の縮小・売りからクロス円の下落、そしてドル円相場の下落も想定警戒しておく必要があります。
<ポイント:強過ぎる数字→過熱抑制の引き締め政策強化懸念→リスク回避の株安・資源安・クロス円安・円高>

インターバンク市場では中国の10−12月期GDP[前年比]は11-12%説もながれているようでまさに本日はチャイニーズデーですね・・。

ちなみに米国事情ですがフェデラル・ファンド(FF)先物は、期先を中心に利上げ見通しが後退。米10年債利回りは、インフレ上昇懸念が後退して、債券が買われています(利回りは低下)。

2010年ドル円と米10年債利回り
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/米ドル円/米10年債金利


ドル円ぱっと見テクニカル。
60分足ボリンジャーバンド中心線推移の91.13をベースに上値焦点91.40として上抜けた場合は91.80を意識。
一方、下値焦点90.80と見て下方ブレイクした場合は90.30-40を意識しています。

0121東京ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足ボリンジャーバンド/米ドル円

 



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2010年01月20日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

本日は暖かい日でしたね。当社周辺の花屋さんで一足早く、春を感じましたのでお届けします。

20100120春の便り

本日のランチは銀座1丁目の本場の料理人が作る香港飲茶料理店/盛京御膳/を謳う中華料理店にナイスガイ4人が潜入。一律900円プライスでデザートも付いた盛りだくさんの量にギブアップしました。

20100120ランチデザートのタピオカ
デザートのタピオカ

さて、貴方は4つの中からどれを選びますか?

20100120牛バラ定食   20100120香港飲茶ツーメン
牛バラソバ定食        フォー(平打ち米粉麺)定食
   
20100120天津飯定食   20100120マーボー定食
 天津丼定食           マーボー豆腐定食


注:グルメブログではありません、念のため。

東京市場回顧。
東京時間のドル円相場は90円台後半をバックボーンに推移。
菅直人副総理兼財務相が明らかにした1月の月例経済報告によると物価について「緩やかなデフレ状況」との判断を3カ月連続で続け「昨年来、日銀とともにいろいろなデフレ対策を打っている」とコメント。

本日の短期金融市場でも引き続き日銀からの当座預金残高は15兆円を越え無担保コールO/N物は0.10%以下、0.09%を中心とした横這い圏推移を見せており、加えて通常国会では、予算審議よりも首相と民主党の小沢一郎幹事長の政治資金問題が争点になっていることから本来は政局不透明感は円に若干のマイナス、ネガティブ要因として加味されるところです。
しかし、中国銀行業監督管理委員会が同国の一部銀行に対し融資の制限を要請したことを明らかにするなど、明日の木曜日(21 日)発表の中国GDP やCPI からも金融引き締め懸念が強まれば、リスク許容度後退として、若しくは人民元が切り上げられる、とした懸念が浮上し円高バイアスとして働く公算が高く、ドル円相場やIMM投機ポジションで高水準ロングに傾斜している豪ドルなどでは対円で調整されやすいリスク展開を孕んでいると考えられ、ランチ同様、チャイナパワーが鍵を握っていると考えています・・。

今夜の指標材料。
18:30(英) BOE議事録 (1月6−7日分)
18:30(英) 12月失業率 (前回5.0% 予想5.0%)
18:30(英) 12月失業保険申請件数 (前回-0.63万件 予想±0.0万件)
18:30(南ア) 11月実質小売売上高 [前年比] (前回-6.5% 予想-5.0%)
21:00(加) 12月消費者物価指数 [前月比] (前回+0.5% 予想+0.2%)
21:00(加) 12月消費者物価指数 [前年比] (前回+1.0% 予想+1.9%)
21:00(米) MBA住宅ローン申請指数[前週比](前回+14.3%) 
22:00(米) モルガン・スタンレー・第4四半期(10−12月期)決算発表
22:00(米) ウェルズ・ファーゴ・第4四半期(10−12月期)決算発表
22:20 ダドリー米NY連銀総裁、講演
22:30(米) 米国株市場開始(〜06:00)
22:30(加) 11月製造業出荷(前回+2.0% 予想+1.5%) 
22:30(米) 12月生産者物価指数
22:30(米) 12月住宅着工件数 (前回57.4万件 予想57.5万件)
22:30(米) 12月建設許可件数 (前回58.4万件(58.9万件) 予想58.0万件)
24:00(米) ニューヨークオプションカット
01:00(英) ロンドンフィキシング

06:30(NZ) 12月企業景況感(PMI)(前回51.8) 
06:45(NZ) 11月小売売上高指数 [前月比] (前回+0.0%(+0.3%))

 

ドル円ぱっと見テクニカル。
米金融機関の決算発表内容や外貨建て投信の新規設定の執行観測からロンドンフィキシングに警戒。
上値は日銀短観で明らかになった想定為替レート(大企業・製造業)から年度通期92.93円、年度下期が91.16円として3月決算に向けた「採算レート91-92円」は現行水準に符合しておりドル戻り売り圧力を鑑みるには想定しやすいゾーン。

91.40-70円、92.00円前後などのギャップ(窓)からのドル戻り売り圧力に対して同価格帯にはドル買い誘発のストップロス設定観測もあることから埋め戻して上値トライが出来るのか否かに注視するところ。

0120夜のドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足ボリンジャーバンド/ドル円

下値に関しては90.60-70の小さなギャップ、60分足ボリンジャーバンド-2σ推移の90.61を拠り所に90円台後半が維持できるか否かが鍵。
下抜けた場合は再度90円台半ば、そして昨日の安値圏90.30-35水準が意識されるところです。

 
勝ち残りFX書籍仕上がり見本
「勝ち残りFX」(扶桑社) 近日刊<1月30日より>



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2010年01月20日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

「ナショナル・フラッグ・キャリアー」と呼ばれ、日本を代表する航空会社だった日本航空JALが会社更生法の適用を申請し、企業再生支援機構が支援決定。東京証券取引所は、日本航空(東証1部)の株式をで整理銘柄に移し、2月20日付で上場廃止にすると発表しています。

実質の経営破綻で負債総額はグループ各社合計で2兆3221億円。税金を投入して再建を目指すこととなります。

本日ははからずとも海外団体旅行の日だそうで1965(昭和40)年の1月20日、日本航空が海外団体旅行「ジャルパック」を発売したそうです・・。

さて、再建には血税、いわゆる税金が投入される訳ですから日本航空JALが今日至るまでの理由、経緯がこれからはマスコミで取り沙汰され実態が明らかになってくるのでしょうが、この税金、改めて考えると国民の3大義務の一つであり日本国憲法では、国民の義務として、教育の義務(26条2項)・勤労の義務(27条1項)・納税の義務(30条)の3つが定められています。
FXの税金。
そうしたなかでは2010年2月中旬より確定申告の受付が開始され、総じて投資収益を出されている方々も関係してきます。<だから、大事に使って欲しいですよね>

ちなみに当社ご利用の方は 税金のご案内 をご確認していただき、特に岡三オンラインFX(くりっく365)をご利用の方は1月下旬(予定)に、「年間損益報告書(取引所為替証拠金取引)」を日本株取引画面の電子交付サービスにて交付する予定で交付の対象は、2009年に建玉を決済されたお客様ですので宜しくお願いいたします。

ちなみに明日発売なのですが日経マネー3月号P148〜149でFXでの税制優遇についてわたくしが出ております。

日経マネー左日経マネー右

同誌では投資の税金丸わかりガイドも別冊付録で付いていますから是非、全国書店・コンビニストアなどでお求めくださいませ。

日経マネー3月号表紙税金丸わかりガイド


東京ドル円戦略。
昨晩はユーロが主役で他主要通貨が振り回された格好となりました。
本日の東京市場では連休明けの米株市場が反発したことによる安心感から東京株式市場では期待先行の展開が予想されるものの為替市場では手掛かり材料に乏しく大きな動きはなさそうなムード。となると、株式市場の動向を見ての展開となりましょうか・・・。

強いて材料を言うなら2点。
1点目は本日から月末にかけて、外貨建て投信の新規設定が多数予定されており米国債市場の時間外取引、そして豪州債券市場と豪米10年債金利が小幅に上昇しており金利差要因による下支え、外貨高・円安要因となりやすい日柄環境下にあること。

2点目は明日の中国10-12月期GDP発表への期待感がドル円・クロス円の後押し。
<指標参照:岡三証券・投資戦略部の岡三ウィークリー
無論「バイ・ザ・ルーマー、セル・ザ・ファクト」になりやすいぶん、警戒は怠れません。

ドル円ぱっと見テクニカル。
昨日、フィボナッチリトレースメントでみて90円台前半割れを示されると・・・昨年11月27日安値からの上昇、本年高値からの下落、半値50%戻しの水準まで視野に入り、、と指摘しましたが、最終的には90円台は維持され綺麗に38.2%戻しの90.34水準を下値に反発となりました。

0120ドル円フィボナッチ
出所:岡三アクティブFX トレーダー:FXチャート・日足/フィボナッチリトレースメン/ドル円

本日のドル円は91.30円、91.50-60円、91.70-80円、92.00円前後などに、日銀短観レートでも示された国内輸出企業などの根強いドル戻り売り圧力が顕在する一方でそれぞれの節目を上抜けるとドル買い誘発のストップロス設定観測もあり、91円台前半への上値トライとしてどの水準まで上値追いが可能なのかその行方に注視するところ。

0120ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足ボリンジャーバンド/ドル円

下値に関しては60分足ボリンジャーバンド中心線推移の90.8390.60-70の小さなギャップをを拠り所に90円台後半が維持できるか否かが鍵。下抜けた場合は再度90円台半ば、そして昨日の安値圏90.30-35水準が意識されるところです。



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プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。
(2014年−2017年 東洋大学 社会人基礎力 特別講師)
(2012年−2018年 東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 委員)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


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