2010年01月22日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、昨晩は久々のドル円動意

0121から22のドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・5分足/ドル円


起因は明確。
オバマ米大統領が深夜に米銀行に対し自己勘定取引やヘッジファンド(HF)の保有・投資を禁止する金融規制強化案を発表したことです。


有り得ないと考えていました!
実は昨日の日中にウォールストリート・ジャーナルなど複数の米メディア、そして日経新聞などで報じられていたのですが有る程度、各金融機関別に枠組みがなされるのでは?と観測されており、その程度の話、とわたくしもスルーしておりました。そうした中での今回の声明・・・。
米大統領
「自己勘定トレーディング事業、すべての銀行に禁止」
「米国は第二の大恐慌に陥る瀬戸際にあった」
「金融システムは1年前より改善、ルールは強化されるべき」
「大きすぎて潰せないという認識をなくしたい意向」

声明背景を推察。
今回の声明にはいる前段階で高額収入を得る金融機関を税金を投入して救うことにオバマ米大統領は不快感を表しており、ある意味、昨今のオバマ支持率の低下、そしてマサチューセッツ州補欠選挙で民主党議員がまさかの敗北を喫したことのショック、そして11月の米国中間選挙を見据えて国民迎合的なポピュリズムに走り、逆ギレ的な規制強化案を提唱にするに至った、、、と考えます。

現実。
実際に今回の規制が現実化すれば影響は大きく、為替市場は勿論、FX業界も無縁ではありません。
まず、米系投資銀行の自己勘定取引が禁止されるのならモルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなど米大手金融機関の減収につながり、そして例えば、ドル円為替レートが50-55で提示されているときに『50で100万ドル売りたい』と市場参加者から意向を示された場合、当然カバーは必至であり、また自己勘定の大儀のもと、銀行は100万ドルに幾分上乗せして収益を目論むはず・・。
それが禁止となれば50-55でも『いや〜、30じゃないと無理です!』と返答される可能性が高まり、当然、FXなどではスプレッドが異常なほど広がる可能性も高まります・・。

今後。
もっとも、今回の規制提案は、米議会での承認が必要であり、米金融機関にしてみれば企業の存亡がかかりますから反発は必至であり、金融市場の流動性定価、そして米企業の世界的競争力に悪影響する可能性は否めず、実現は難しいのでは?と考えるのがベターと思われます。

そうなるとガイトナー財務長官がどのようにして落としどころを探るか・・。ちなみにあまり報じられていませんが、ガイトナーさんは日本のバブル期に駐日米大使館に勤務して東京在住経験がありますから、日本の栄枯盛衰、銀行不良債権と銀行パッシングは肌で実感してらっしゃる筈ですよね。<六本木あたりですれ違っていた可能性もありますね(笑)>


本日のポイント。
荒っぽい値動きをたどったもののひとまず落ち着きを取り戻しつつあり小康状態・・。しかし、週末リスク、そして引き続きドル不安・円高方向リスクは健在。キッカケ次第で株価動向をにらみつつ円高が再燃する可能性に要注意。

0122ドル円と225
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/米ドル円/日経平均株価


ユーロドルでは1.4150/60ドルにストップロス設定観測がなされており、ユーロ買い・ドル売りの連動にも警戒です。

0122ドル円とユーロドル
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・米ドル円/ユーロドル

 

ドル円ぱっと見テクニカル。
上値焦点の90.50を超えられるか否か、

年末からのドル円フィボナッチ
出所:岡三アクティブFX トレーダー:FXチャート・日足/フィボナッチリトレースメン/ドル円

下値焦点は昨年11月27日安値84.80からの上昇、本年高値93.77からの下落、半値50%戻しの水準である89.28まで視野に入ることから下押し圧力に要警戒、と考えます。



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2010年01月21日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

いや・・・参りました。このようなことが書かれているとは・・。
FX道場破り

うっかり呼び出しできませんね(笑)

さて、20年前から私は野村雅道ファンですが、さて、そのような大物の野村さんと今夜共通認識が持てたのはドル円相場の上値追いリスク・・。
さて、何処まで可能なのか、引き続き注視です。

日足ドル円0121

出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/ドル円

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2010年01月21日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、本日のランチは社内で照り焼きハンバーガーとサラダ&コーヒー。
20100121ランチ照り焼きバーガーとサラダ
ランチグルメブログだ!と決して言わないように!!

個人的にはコーヒーが欠かせないのですが、数年前に中国・上海に行ったとき、ホテル以外ではなかなか、コーヒーが飲めず、街中のコンビニで日本ブランドの缶コーヒーをようやく見つけて嬉々としてホテルの部屋で飲むと、凄まじい甘さで仰天したことがあります
正直、美味しいとか不味いかという以前に別の飲み物、と評したほうが適切なのかもしれませんね。今でもそうなのでしょうか?

当時、ホテルの部屋では日本人向け?の日本のテレビ番組を観たのですが、そういえばNHKの受信料とかはどうしているんでしょう?
そもそも国内ホテルはワンルームごとに受信料を払うんでしょうかね?
携帯電話で見れるワンセグテレビやクルマの中で見れるテレビでは受信料払わなくていいのかな?などと考えながらのランチタイムでした


東京回顧。
注目された中国経済指標(GDP(第4四半期)、消費者物価指数、小売売上高等)は概ね予想を上回る良好な結果となり、中国国家統計局も「中国の投資も昨年の勢いを維持しそうだ」としたものの「中国の金融政策は課題に直面」「課題は資産価値の急速な過度の上昇と物価抑制、成長維持とのバランス」とコメントするなど中国の景気過熱感から中国当局による金融引き締め政策が連想されドル円、クロス円は堅調に推移するもののリスク回避の動きに警戒して大きく上値追いをするには至りませんでした。
別途報道で気になったのはカナダのフレアティ財務相が、2月5〜6日のカナダ・イカルウィットG7(財務相・中央銀行総裁会議)でに向けて、記者団に「日本の新しい財務相(=菅直人財務相)がG7会議で人民元問題を議論したいとの希望があることは明確だ」と述べたとの報道がありましたが一方の報道で財務省幹部が「日本からは要請していない」と発言。

??さて、当て馬(あてうま)なのか?ブラフなのか?若しくは本邦当局が混迷混乱しているのか??いずれにしろ、当面、中国金融が市場動向の鍵を握るのは間違いなさそうです。

中国国旗

今夜の材料。
米国債市場の時間外取引では、中国のGDP改善や物価統計の上昇などが、インフレ懸念や安全逃避の後退材料となり債券価格を下落させ短中長期債の金利が上昇。微小ながら金利差拡大がドル円相場で下支えを見せるかに注視です。
0121今夜のドル円と米債10年もの
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/米ドル円/米10年債金利

19:00(ユーロ圏) ウェーバー独連銀総裁 講演 
20:00(英) 1月CBI製造業受注指数(前回-42) 
21:00(ユーロ圏) トリシェECB総裁、ゴンザレス=パラモECB理事講演
22:00(米) ゴールドマン・サックス・第4四半期(10−12月期)決算発表
22:30(米) 米国株市場開始(〜06:00)
22:30(米) 週間新規失業保険申請件数 (前回44.4万件 予想44.0万件)
22:30(加) 11月卸売売上高 [前月比] (前回+0.3% 予想+0.3%)
24:00(米) ニューヨークオプションカット
24:00(米) 1月フィラデルフィア連銀景況指数 (前回20.4 予想18.0)
24:00(米) 12月景気先行指数 [前月比] (前回+0.9% 予想+0.7%)
24:30(加) カナダ銀行(BOC)金融政策レポート公表
24:30(米) 週間原油在庫[前週比](前回+370万バレル)
01:00(英) ロンドンフィキシング
グーグル・第4四半期決算発表
アメリカン・エキスプレス・第4四半期決算発表

 

ドル円ぱっと見テクニカル。
現状から91円台半ば維持の継続がなされるなら92円台に向けた上伸アプローチが意識されるところであり戻り高値の91.80、そしてフィボナッチリトレースメンとで見ると本年の最高値から最安値までの下落から38.2%戻しが成功した今は次のターゲットが半値50%戻しの92.04水準が意識されるところ。


2010年ドル円0121日足フィボナッチ
出所:岡三アクティブFX トレーダー:FXチャート・日足/フィボナッチリトレースメン/ドル円

 

60分足でみると上下それぞれの急騰、急落ゾーンの維持の有無が焦点とみています。

0121今夜のドル円60分足
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/価格帯別出来高分布/米ドル円

 

別途。
今夜はご好評頂いているFXガチンコ対談をします。
どのような勝ち残りトレーダー氏をご紹介することとなるか公開日をお待ちくださいませ♪
来週は某局ラジオ番組に出演の予定です。
勝ち残りFX書籍仕上がり見本
「勝ち残りFX」(扶桑社) 近日刊<1月30日より全国書店にて>



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プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。
(2014年−2017年 東洋大学 社会人基礎力 特別講師)
(2012年−2018年 東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 委員)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


「勝ち残りFX」(扶桑社)

岡三アクティブFX
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