2010年06月17日
お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。
さて、本日は東京株式市場・日経平均225相場が6連騰に挑戦します!!
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/日経平均株価
東京外国為替市場では、引き続き欧州の債務懸念が根強く、ユーロ動向からの連動が警戒されるところ。
スペイン中銀は金融機関の健全性を調査した結果、「ストレステスト」を公表するとしたことなどから、
市場の懸念が後退しつつも様子見/公表待ち、、としたムードが優勢。
ドル円相場に関しては昨晩の米経済指標において住宅着工指数が予想以上の落ち込みとして判明した一方、
鉱工業生産は予想以上に堅調、と強弱入り混じり、方向性が見出せないのが現状・・。
ポジションを一方向に傾ける、としたバイアスを掛けた中期スタンストレードへのエントリー策定には
まだ時間を要するかもしれません。
そうなると本日の東京ドル円はレンジ相場を目論んでの短期トレードを繰り返す事が適しているのかも
しれませんが一方、クロス円に関しては日経平均225が本年初の5連騰を終えて本日6連騰に挑戦する
ことに期待を寄せ、リスク許容度の改善が豪ドル円をはじめクロス円全般に
好影響を与える事に期待が高まるところ。
以下、トレンド走行を比したフラクタル分析でもそのシンクロ動意が顕著に感じられます。
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/豪ドル円/日経平均株価
勿論、急な戻りで目先は売り圧力も出やすい状況が鑑みられますが、「6月24日公示・7月11日投開票」
の参院選日程、とした流れの中で民主党をはじめ各党から参院選マニフェスト、参院選公約が続々と発表
される予定から政治施策に期待。景況センチメントの好転とした期待も萌芽するところであり、内外市場
参加者の注目が高まると考えます。
ドル円パッと見テクニカル。
ドル円相場は下値90円70-80価格帯を橋頭堡(きょうとうほ)として90円台後半の維持が保たれ91円台前半
をサポート。91.10水準ではダブル・ボトムを形成。
一方、上値は昨晩21時頃の急落ゾーン91.50-65越え、直近戻り高値91.80へのアプローチ有無に注視。
基本的には動意薄での想定レンジで繰り返し、繰り返し、しつこい短期トレーデイングイメージです。
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/米ドル円
2010年06月16日
お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。
さて、御存知の通り、甘く危険な香りのする豪ドル円の特殊性を踏まえたうえで改めて
豪ドル円に着目。
東京金融取引所(くりっく365)による豪ドル円の買い建て玉比率は些か横ばいの様相を見せ
てはいるもののここ10日間での上昇率は群を抜いており”リスク回避”より”リスク管理”
が重要と考えるとやはり注視せざるを得ないと考えます。
まだ間に合うのか?
豪ドルに関しての中期的ファンダメンタルズ背景に変化はないものの、需給的な背景とし
てはそろそろ月末にかけて外貨建て投信の新規設定が増加することが予想され、需給面で
の外貨高・円安要因として豪ドル関連に注目が集ることが考えられます。
勿論、短期的に危惧するところではテクニカル的にユーロ安の過熱化からの反動調整、と
した地合いもまだ余地が残されているのか否か。
そもそもクロス円における円全面高の背景のひとつとしては世界的な株安や資源安から「安全
逃避志向」として円買い・円買い戻し・円シフトが指摘されていますが、当然、これらが一服し
てくると反転逆流(=円売り戻し)の余地とその持続性が焦点とされます。
では、テクニカル的に鑑みた場合、特に”フラクタル分析”で豪ドル円と日経平均225の
トレンド走行を併せ見ると2月下旬水準と比して、豪ドル円が些か先行しすぎの感もありますが
、様相の相似性も感じられます。<ちなみに日経平均225は些か売られ過ぎだったのでしょうか・・。>
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/豪ドル円/日経平均株価
豪ドル円パッと見テクニカル。
感覚的な中長期スタンスだと”出動感”も否めませんが、テクニカル的には週足一目均衡表
で見た場合、雲の上限80円処を越えれば地合い好転の期待も向上。
同水準が重要サポートラインとなり、また、踏みとどまることが出来れば下降リスクも後退――、
とした見方が増えると思われます。
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・週足/一目均衡表/豪ドル円
まずは80円台を回復をするのか否か。
本日は「む(6)ぎとろ(16)」の日だそうです。スタミナ満点、栄養満点ですが、、、
リスクはかゆくなるところ・・。
今夜の材料。
19:00(ユーロ圏)クアデンベルギー中銀総裁 会見
20:00(米) MBA住宅ローン申請指数[前週比](前回-12.2%)
21:30(米) 5月生産者物価指数 [前月比] (前回-0.1% 予想-0.5%)
21:30(米) 5月生産者物価指数 [コア:前月比] (前回+0.2% 予想+0.1%)
21:30(米) 5月生産者物価指数 [前年比] (前回+5.5% 予想+4.8%)
21:30(米) 5月生産者物価指数 [コア:前年比] (前回+1.0% 予想+1.1%)
21:30(米) 5月住宅着工件数 (前回67.2万件 予想65.0万件)
21:30(米) 5月建設許可件数 (前回60.6万件 予想62.8万件)
22:15(米) 5月鉱工業生産 [前月比] (前回+0.8% 予想+0.9%)
22:15(米) 5月設備稼働率 (前回73.7% 予想74.5%)
22:30(米)米国株式市場(〜05:00)
23:00(米)ニューヨークオプション行使時間期限
23:30(ユーロ圏) ユンケルユーログループ議長 会見
23:30(米) 週間原油在庫[前週比](前回-182.9万バレル)
24:00(英)ロンドンフィキシング
24:35(カナダ)カーニーカナダ中銀総裁 講演
02:15(ユーロ圏) ビニスマギECB専務理事 講演
03:15(米)プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁講演
06:45(米)バーナンキFRB議長講演
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート/岡三グループ各社/各種情報ベンダーより
ドル円パッと見テクニカル。
ドル円相場は下値90円台後半の維持が91円台前半、半ばをサポート。
一方、上値は92円20水準へのアプローチに91円台後半抜け、とした難渋さが継続。
今夜も想定レンジ内で繰り返し、繰り返しの短期トレーデイングイメージです。
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/米ドル円
2010年06月16日
お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。
日本
さて、今話題の「SAMURAI BLUE(サムライ・ブルー)」
御存知、男子サッカー日本代表チームの愛称であり、チームカラーでもあります。いいネーミングですね。
「ブルー色」の世界標準呼称になればいいのに(笑)
日本サッカー協会のサイトからもネーミングに対しての説明がありますが誇り高く、フェアに、そして
、負けることをよしとせず勝利への強い思いを持って戦う、としています。
一般的には、平和、静けさ、爽快さ、誠実さを感じますが剣道においては紺、黒または白と道着の規定
がされており、個人的には紺色(藍色=ブルー)を愛用しています。
海外
一方、冷水を掛けるようで恐縮ですが英和辞典で「BLUE」の意味を調べると、、、、だと揶揄する向きもいるようで。
だけどブルーが好き。
見解の違いは、なにか、東京市場と海外市場での材料視違いに似てなくもないですが、全てを理解した上
で、やはり青がいい、という選択はマル!(笑)
仮に他の色が好きだといってみたところで色々な意味がある筈です。
要は自分が好きで信頼出来る色ならどんなことでも穏やかに前向きになれるのではないでしょうか。
意志/意思を明確にする事。色々な状況を知って、自分自身の大いなる意志を持つ事は投資においても
同様だと考えます。
短期はFX?、中長期は投信?
さて、2009年のオルタナティブ型部門最優秀ファンド賞に選定されたファンドをはじめ、最近の不安定
な為替相場を考慮し、国内のREIT市場を主要投資対象とするファンド、将来の成長を期待し安定
した収益を見込み、アジア・オセアニア地域の債券に投資するファンド、豊富で多様な天然資源と人口
増加による消費の拡大を見込みインドネシア株式を主要投資対象とするファンドの計4ファンドの取扱
いを先日開始しております。
尚、今回の追加により、当社での取扱いファンド数は全45ファンド67本となります。
各ファンダメンタルズにおいては各委託会社が提供する最新レポートが一覧でご覧いただけます。
FXトレードをする上でもかなり有用なマーケット情報だと思います。
長期的な資産運用に”FX”?と思われる方は”投信”も御一考し、改めて投資方針/意志の策定をご勘案
なされるのも宜しいかと存じます。
本日のランチの”大いなる意志”は肉野菜炒めでした♪
免責事項
- 本投資情報は、情報の提供のみを目的としており、取引の勧誘を目的としたものではありません。
- 本投資情報の公開および各コンテンツの更新については、都合により予告なく休止、変更、削除する場合があります。
- 本投資情報の掲載情報の正確性・妥当性等について、岡三オンライン証券およびその情報の提供者が一切保証するものではありません。ご投資の最終決定は、お客様ご自身の知識、経験、投資目的、資産状況等に適う範囲で、ご自身の判断と責任で行ってください。
- 本ブログの掲載情報に関するご質問等にはお答えいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
- 本投資情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いかねます。
- 本投資情報は、いかなる目的であれ当社の許可なく転用・販売することを禁じます。