2010年01月07日

いや〜、寒いですね
お体ご自愛ください、岡三オンライン証券の武部力也です。

東京市場の材料。
さて、藤井裕久財務相の体調不良による退任から新財務大臣に菅直人副総理・国家戦略担当相の起用が発表されました。

当ブログで指摘してきたように藤井氏の円高容認や介入否定発言(その後は、口頭牽制)からのイメージとは違い、昨年11月のデフレ宣言、日銀へ追加緩和措置を後押ししたとされる菅直人氏の就任はセンチメントとして政府・日銀の円高阻止・デフレ阻止スタンスがより明確になり円安を誘引させるものとして捉えることが可能です。

また、日銀は昨年末の年越えの資金繰り配慮、不足需給に備えて20.3兆円まで拡大した当座預金残高は現在、14.9兆円程度まで縮小はしてはいるものの短期金融市場無担保コールO/N物は0.10%以下0.08%〜0.09%を中心とした取引を見せており、インターバンク市場で資金余剰感の強い状態が継続し数値上からも「円のダブつき化」が示されれば円安要因として市場は注視します。

しかし、一方で 米連邦準備制度理事会(FRB)が昨日公表した12月15−16日開催分のFOMC議事録によると、メンバーの数人から資産購入計画の拡大・延長を協議していたことが明らかとなり、米国の超緩和策の早期解除観測が後退・・。

長方形フォーメーションで見た短期ドル円トレンドは下降トレンドが示唆されていますが

0107ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60足/ドル円

結局は景気情勢次第ということになるので、明日の12月米雇用統計の発表を控えて本日は大きな動意を誘うセンチメントは無いと考えています。

本日の指標。
14:00 (米) ブラード米セントルイス連銀総裁講演
17:15 (スイス) 12月消費者物価指数 [前年比] (前回±0.0% 予想+0.5%)
19:00 (ユーロ圏) 12月消費者信頼感 (前回-17 予想-16)
19:00 (ユーロ圏) 12月経済信頼感(前回88.8 予想89.9) 
19:00 (ユーロ圏) 11月小売売上高 [前月比] (前回±0.0% 予想+0.1%)
19:00 (ユーロ圏) 11月小売売上高 [前年比] (前回-1.9% 予想-1.8%)
20:00 (独) 11月製造業受注 [前月比] (前回-2.1% 予想+1.5%)
21:00 (英) BOE政策金利発表(資産購入枠=前回:2000億ポンドで据置 予想:増額)
22:30 (米) 週間新規失業保険申請件数(前回43.2万件)
22:30 (米) 米国株市場開始(〜06:00)
24:00 (米) ニューヨークオプションカット
24:00 (加) 12月Ivey購買部協会指数 (前回55.9 予想51.5)
01:00 (英) ロンドンフィキシング
03:00 (米) ホーニング米カンザスシティ連銀総裁講演「経済見通し」

動意材料として2010年に投票権を有するFOMCメンバーのうち2人の講演が本日予定されています。

また、予定が確認できませんが、当然、財務相に就任することが決まった菅氏の就任会見ではデフレ対策や為替政策に関する質問、そして財政規律重視派の藤井前財務相と一線を画し、赤字国債発行について、どのようなスタンスを示すか、発言内容次第では日本国債格付けへの思惑も含め為替市場での動意材料となりうると考えます。

 

ドル円テクニカル。
個人的にはファンダメンタルズで上伸リスクを考えていますが、テクニカルに見た場合、上下ともに積極的には攻めにくく目先は91-92円台といったレンジ相場を続けるのではないかという見方です。

上値は92.50-60円、92.80円前後にかけて国内輸出企業などのドル戻り売り圧力が観測され同価格帯を上抜けてドル買い誘発のストップロス設定を推測。
対して下値は91円台割れでドル売り誘発のストップロスが推測されます。

0107ドル円一目均衡
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/ドル円


セミナー&プレゼントのお知らせ。



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2010年01月06日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。
さて、週末1月8日(金)17:00頃からオンデマンド配信でWebセミナーを行う予定でございます。


セミナータイトル
新春Webセミナー2010年勝ち残りのドル円戦略』
            〜期間別(短・中・長)投資指南〜


面白おかしくシンプルに30分でご案内したいので、現在、資料作成を開始致しております。是非、ご高覧くださいませ。

今夜の材料。
21:00 (米) MBA住宅ローン申請指数[前週比](前回-10.7%) 
21:30 (米) 12月チャレンジャー人員削減予定数[前年比](前回-72.3%) 
22:15 (米) 12月ADP全国雇用者数 (前回-16.9万人 予想-7.5万人)
22:30 (米)米国株市場開始(〜06:00)
24:00 (米)ニューヨークオプションカット
24:00 (米) 12月ISM非製造業景況指数 (前回48.7 予想50.5)
01:00 (英)ロンドンフィキシング
04:00 (米) FOMC議事録 (12月15、16日分)



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2010年01月06日

おつかれさまです、岡三オンライン証券の武部力也です。

本日午前は東京中央区の鐵砲洲稲荷神社にて皆々様の繁栄と投資安全祈願等、参拝・禊祓いをしてまいりました。

20090106新年鉄砲州稲荷神社御祓い
皆様の相場勝ち残り、無病息災を祈念致します

 

東京市場の材料。
さて、昨日、マスコミ等で大きく報道される前に取り上げましたが引き続き、藤井裕久財務相の体調不良による進退問題に関連した報道から市場動意がなされるのか気になるところです。

先刻も某国会議員氏と電話で話したのですが、結論から言えば、特に閣僚人事は未確定情報源が多く、マスコミ報道から市場の思惑が先行して上下にぶれやすいので事前のリスク管理を入念に確認しておく以外ないかもしれません。

確認想定事項。
鳩山首相は「体調の話だから、医者の診断をそれなりに考えなければいけない」と、医師の判断次第では慰留を断念する考えを示しており、加えて通常国会の召集を18日に控えていることから、藤井氏の辞任は不可避の情勢としてマスコミは藤井財務相の後任人事を取り上げています。

報道による有力候補としては野田佳彦財務副大臣、仙谷由人行政刷新担当相、菅直人副総理・国家戦略担当相


まず、為替相場への影響としては、これまで藤井氏が円高容認や介入否定発言(その後は、口頭牽制)を行い、円高攻めをを招いた経緯があり、鳩山政権の円高是認イメージを完全払拭させる、とすると昨年11月のデフレ宣言、日銀へ追加緩和措置を後押ししたとされる菅直人副総理・国家戦略担当相。

12月30日には日銀の新型オペによる資金供給のほか、年越えの資金繰り配慮により、20兆3400億円まで急増させ、実質的な量的緩和の強化となり、円安を誘引させました。
日銀の金融調節では、現在、当座預金残高が約15兆円前後の見込みであり、継続して「円のダブつき化」を示し、菅氏就任となれば円安要因として市場は注視するものと考えます。

対して仙谷由人行政刷新担当相は円安による外需依存を批判していましたが、マスコミ報道だと小沢民主党幹事長と不仲だとする説(笑)があり就任の可能性は些か後退?。

調整的に考えれば予算編成に寄与した峰崎直樹両財務副大臣の昇格、そして昨年11月にG20財務相・中央銀行総裁会議に出席し、「日本は円高を容認しているわけではない」と発言した野田佳彦財務副大臣の昇格就任の可能性だと前出、鳩山政権の円高是認イメージを些か後退?させるかもしれません。


別件材料。

東京外為市場では9-11日の3連休が迫る中で、当社岡三オンライン証券のFXなどにおいては「連休中のスワップポイント(金利差収入)」つまり、木曜早朝のNY市場終了まで持ち越すと(ロールオーバー)、具体的には土日をはさんだ3日分+1日分=4日分のスワップポイントが付与されることを狙った高金利通貨の押し目買いが脚光を浴びそうです。

勿論、相場の急変動からスワップ金利差分の収益が円高・外貨安による為替差損で帳消しになるリスクもありますので十分、ご注意を。


加えてポンド円。
英テレグラフの報道によると米債券最大手ファンドのパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は現状の英国の財政赤字削減計画が不十分であることを指摘し財政赤字から「AAA」格付けが引き下げられる可能性が報じられています。
<無論、我が国でも赤字日本国債多額発行により格付け引き下げ報道の可能性もありうるので他山の石ではありません、事前にリスク警戒を!>

0106ポンド円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/ポンド円

ポンドの軟調さはポンド円相場においても顕著でありますがテクニカル的には一目均衡表だと、基準線146.19円や雲の上限146.23円の本格下抜け有無が注視されており維持された場合の反発、転換線推移の上値148.22に向けたボラタイルな値動きに注意です。


ドル円相場。

東京時間はボリンジャーバンド60分足中心線推移の91.76上下バンド内約30銭幅での推移で考えています。

0106ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60足ボリンジャーバンド/ドル円



okasanonline at 12:46コメント(0)トラックバック(0) 
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プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。
(2014年−2017年 東洋大学 社会人基礎力 特別講師)
(2012年−2018年 東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 委員)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


「勝ち残りFX」(扶桑社)

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