2010年05月20日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、我が国の大動脈である日本株相場が続落。

日経平均株価が一時2月10日以来、約3ヶ月ぶり1万円の大台を割り込みました。欧州危機が世界景気の回復を鈍らせ、投資家のリスク回避の姿勢が示された格好です。

 

為替市場ではロングが積みあがっていた通貨ペアの警戒がなされるなかで高利回り資産への需要を減退させるとの懸念が現実に。

概ねトレンド走行を見せるドル円チャートと比して見ると豪ドル円のオーバーシュート気味も些か鑑みられるところですがクロス円の流動性から考えれば至極当然でもあり、クロス円/ドル円/株価の連動が注意されます。

0520豪ドル円とドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/米ドル円/豪ドル円


今夜の材料。

対ユーロ相場が為替市場全体に及ぼす影響から欧州要人コメントや各国金融当局者のコメントに警戒。


19:45(ユーロ圏)パパデモスECB副総裁 講演(フランクフルト)      
21:30(加) 4月景気先行指数 [前月比] (前回+1.0%)
21:30(米) 週間新規失業保険申請件数 (前回44.4万件)
22:00(ユーロ圏)ECB会合
22:15(英)タッカー英中銀副総裁 講演(フランクフルト)          
22:30(米)米国株式市場(〜05:00)
23:00(米)ニューヨークオプション行使時間期限
23:00(スイス) ジョーダン・スイス国立銀行副総裁講演
23:00(米) 5月フィラデルフィア連銀景況指数 (前回20.2 予想21.5)
23:00(米) 4月景気先行指数 [前月比] (前回+1.4% 予想+0.2%)
23:00(ユーロ圏) 5月消費者信頼感・速報 [前年比] (前回-15)
23:30(加) カナダ中央銀行・金融システムレビュー公表
24:00(英) ロンドンフィキシング
03:00(米)タルーロFRB理事、欧州の債務危機について下院金融委で証言
05:00(NZ) イングリッシュNZ財務相講演

出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート/岡三グループ各社/各情報ベンダーより

指摘してきたようにECBを始めとしたユーロ買い介入警戒感が取り沙汰されてきましたが実際はスピード面、例えば「早過ぎるユーロ安」、とした介入の大義名分の必要性が問われます。


従って介入以前に前段階としての更なる金融施策が多数論じられるでしょうが、急激になればなるほど国際金融社会の秩序維持とした名目でのスピード出動は単独を超えて協調介入の可能性が高まります。

但し、介入に依頼心を持ったマーケットビューからのポジション対応は危険極まることから、リスク管理上、”一夜完結型”の短期レスポンストレード対応が望ましく思えます。                                                  
                                                        
 

ドル円ぱっと見テクニカル

0520欧米ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/ドル円



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力也のFX道場 

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2010年05月20日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、僭越ながら。

現在は明らかなる大相場時期。
拙著「勝ち残りFX」(扶桑社・刊)の116ページでも書きましたが変幻自在な相場に翻弄され自分を見失う事は市場からの退場を意味します。
トレーディング手法とリスク管理、そして心理状態を自己分析しての対応が望まれます。
夕刊フジ
調子が悪かったり相場観、手法との乖離が顕著ならば、「買い時、売り時、休み時・・」という言葉を思い出していただければと存じます。

特に週末入りの本日、そして明日は建玉や新規注文の調整、若しくは投資資金の充当や再確認などリスクを軽減する処置をお忘れなきようお願い申し上げます。


本日の東京。
本日の東京外国為替市場は、前日の海外市場で急ピッチなユーロ安への警戒感から、買い戻しが進んだものの、引き続き、欧州の財政不安、景気の先行き不透明感は根強いことからユーロに振り回されたドル円の展開が予想されます。


またもや起因はユーロスイス?。
昨日は図らずともユーロ円介入について記しましたがロンドン市場においてユーロスイスが急騰。

スイス国立銀行(SNB)が対ユーロで、スイス・フラン売り介入を実施したとの噂がきっかけとなり、ユーロは、対ドルでも大幅上昇。
欧州中央銀行(ECB)による介入の噂やギリシャ財務相が欧州連合(EU)からの離脱について言及したとの報道が相場全体への乱高下を及ぼしました。
5月7日当時と同様、きっかけはユーロスイス、、とされています。

ユーロスイス0520

出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/ユーロスイス

今後は外為市場で急速に高まった介入警戒感が全通貨に対してどのような影響を与えるか。今まで以上に荒っぽい値動きを見せる可能性を感じます。


一方、5月7日の豪ドル円安値を意識したFX証拠金取引絡みのストップロス設定を攻めて誘発、急落した、とされる豪ドル円・・。
恣意的な攻めとリスク回避を背景とした思惑動意は目先、6月1日のRBA豪準備銀行政策金利会合に向けて引き続き発生する可能性が高いと思われます。

0520豪ドル円日足一目
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/豪ドル円


ドル円ぱっと見テクニカル
引き続き、ユーロ動向、クロス円動向からの連動に注意。
0520東京ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/ドル円



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力也のFX道場 

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2010年05月19日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、ベルリンの議会でメルケル独首相はユーロはリスクにさらされており、欧州の債務危機は世界中に影響を与える恐れがあるとの見方を明らかにしました。

個人的なユーロ円相場の見方ですが、センチメントで考えると下値目処が付きかねるのが現状です。


介入期待。
ギリシャ問題を起因としたユーロの大幅下落を受けて5月7日に菅財務相は
「為替介入云々については言わない」
「 米国と日本はギリシャ問題を見守る立場」

そして注目すべきコメントは「(ユーロ買いの)協調介入についての要請があるとは思えない」

此の部分には個人的な憶測ではありますが、「但し、要請があった場合、若しくはその影響で世界の金融システムや日本の株式市場に悪影響を及ぼすなら、各国了解の下、介入することはやぶさかではない・・」とも解釈は可能です。

米国向け、欧州向けとそれぞれ各企業により輸出比率がまちまちですが円高・ユーロ安で営業収益を圧迫するのは想像しやすいところ。

参考:主な輸出企業の公表された2011年3月期想定為替レート

  ユーロ円---125円 トヨタ自動車、ソニー 
         ---120円 ホンダ、日産自動車、日立製作所、パナソニック 、東芝       



但し、問題なのは対主要通貨に対してユーロ安基調が継続しているものの欧州当局者から現在のユーロ水準についてなんら具体的な懸念が出ていないこと。

急激な下落は懸念すべきところなのでしょうが現在のユーロ安水準はある程度容認甘受できているのかユーロ通貨圏当局者、ECB欧州中央銀行の間でユーロの妥当な水準について共通認識がないのではとも想像可能です。

そうなるとユーロ円は100円目処どころか、下値を模索する動きが突出する可能性が高く、そこで期待として参考にしたのが伝家の宝刀の証拠である”財務相 外国為替平衡操作の実施状況”<※>です。

※検索して御確認下さい。御覧になれます。

平成15年  4〜6月期  2003年5月8日53億円、5月9日776億円にそれぞれユーロ買い・日本円売りと介入額を記している事が確認できます。

では、何故、当時介入?

答えは平成15年 2003年4月28日の日経平均株価は7,607円88銭の大底を記録し日本の大動脈がピンチだったからであります。


以下、チャートで比すとあくまでもユーロ円の水準でなく、日経平均株価の水準に重きを置いての政府・日銀の介入だった、と鑑みる事が可能です。

0519ユーロ円と225の月足
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・月足/ユーロ円/日経平均株価


ユーロ円の介入に関してはセンシブな考え方になりますが日本の大動脈(=日経平均株価)がピンチにならない限り、若しくは更なる混乱が発生し欧州当局から要請でも起こらない限り介入は難しいかもしれません。

以前指摘したように近年、原油決済等も意識したユーロシフトに寄せた各国中銀や年金など機関投資家からの揺り戻しがユーロ売りとして顕著と現れれば多岐にわたってユーロ保有の底知れぬリスクが忌避され、ユーロ円も特定の下値水準目処は当面模索する動きが継続する可能性を考えています。


今夜。
20:00(米) MBA住宅ローン申請指数[前週比](前回+3.9%)
21:30(米) 4月消費者物価指数 [前月比] (前回+0.1% 予想+0.1%)
21:30(米) 4月消費者物価指数 [コア:前月比] (前回±0.0% 予想+0.1%)
21:30(米) 4月消費者物価指数 [前年比] (前回+2.3% 予想+2.4%)
21:30(米) 4月消費者物価指数 [コア:前年比] (前回+1.1% 予想+1.1%)
21:30(加) 3月卸売売上高 [前月比] (前回-1.2%)
22:00(米) ダドリーNY連銀総裁 あいさつ
22:30(米) 米国株式市場(〜05:00)
23:00(米) ニューヨークオプション行使時間期限
23:30(米) 週間原油在庫[前週比](前回+194万バレル)
24:00(英) ロンドンフィキシング
24:00(ユーロ圏) トリシェECB総裁 講演(フランクフルト)  
03:00(米) 米連邦公開市場委員会議事録公表(4月27-28日開催分)

IMF「日銀、さらなる金融緩和余地ある」等のコメントなどなりふり構わぬ対応要請を示唆。関係機関や要人コメントに警戒です。

出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート/岡三グループ各社/各情報ベンダーより


ドル円ぱっと見テクニカル
主役は引き続きユーロ。
対円、対ドル相場の行方がドル円相場を牽引していくものと考えています。
荒っぽい値動きから60分足で見ていた急騰・急落ゾーンの上下ポイントをそれぞれ蹂躙済み。今夜はワイドな想定レンジでリスク管理を踏まえての細かいクイックイン/クイックアウトで考えています。

0519欧米ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/ドル円



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プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。
(2014年−2017年 東洋大学 社会人基礎力 特別講師)
(2012年−現在 東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 委員)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


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岡三アクティブFX
(店頭FX)
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