2009年10月15日

インフルエンザや風邪が流行っているそうですが、皆様、お体ご自愛下さい。お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、出先で為替動向を見ていましたが
参照e-profit FX mobile (岡三オンラインFX仕様:オーバルネクスト社作成

別途、日経平均株価の動向も気になります。反発を見せているものの一目均衡線上では雲の中を迷走しており、反発基点の10月6日が日足ローソクで陰線・下ひげであるからか、やや上値の重さに嫌な不安を覚えました・・。

日経2251015
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/一目均衡表/日経平均株価

ラジオ等でさんざん景気浮揚期待の一策だ、とお話してしまいましたがご存知の通り2016年の夏季オリンピックはブラジル・リオデジャネイロでの開催が決定され、日本・東京は残念な結果となってしまいました。
必然的な東京周辺の公共整備が全国的に波及し、全セクターが上げ潮になることを期待していたわけですが、それが無くなると成るとさて、どうしたものやら。
鳩山新政権が発足して1 ヶ月が経とうとしていますが新政権のマクロ経済政策は勿論、具体的な景気浮揚策が見えないかぎり先行き不透明感は強まるばかりです。

こうした“空気”を読んでいたのか日銀は昨日の金融政策決定会合で企業金融を支援する緊急措置の打ち切り判断を先送りし、白川方明総裁は「効果や必要性を包括的に点検し、次回以降の会合で判断する」と述べるに留まりましたが、ある意味、政治家主導の政策のお手並みを拝見、と逃げた観も感じます。

マクロ経済対策に関しては 短資会社出身の端くれが言うには僭越ですが短期金融市場でのCPプライマリー市場に関して巨額な発行や償還でもない限りほぼ応札がなく、せいぜい1000億円台前後でしかないはず。
特別買い入れ策を打ち切っても影響は少ないはずですが、中小企業金融に関連する返済猶予法案、企業金融支援特別オペレーションの扱いも含めて日銀は新政権の顔を立てたのでしょうか。

ところで夏季オリンピック開催地をリオデジャネイロに奪われましたがブラジルはご存知の通り日本とは深い関係で日本との外交関係は1895年の修好通商航海条約調印から始まりブラジルに渡った日本人移民の子孫は海外最大の日系人社会(約140万人)を形成し、スポーツを始め多くの分野でブラジル国内で活躍しています。改めて心情的にも親近感がわきませんでしょうか。

そこで着目したいのはブラジルの夏季オリンピック開催に向けたインフラ整備の動向です。

まずは、2014年のW杯サッカーに向け高速鉄道が開業される見込みで2兆円弱のプロジェクト入札が来年早々予定されているとのこと。当然、日本企業も鉄道関係を始めとした企業群が共同入札参加形式で意欲を示しており関連企業の株価動向には予断が許されません。

また、オリンピック観戦といったらテレビですが、そもそもブラジルはデジタルテレビの規格を日本方式で採用しているんですね、これがまた。
2006年6月29日、当時の竹中総務相がブラジルに行って決めています。
<参照:総務省HP2006年6月29日 ブラジルにおける日本方式を基礎としたデジタルテレビ規格の採用>

そして以降、地上デジタル放送の日本-ブラジル技術規格にペルー、アルゼンチン、チリ、ベネズエラも乗っかり、現在はエクアドルの採用有無が注目されているほどで、南米全体への広がりをも期待され、具体性が高まれば高まるほど当然、家電/精密セクターにも脚光が集まりますね。

折角ですので今回はお客様限定【岡三証券 経済調査部作成】のレポートを、特別公開いたします。
総合投資戦略月間見通し 10月分 -ブラジル株式-

併せて
当社取扱ファンド一覧
もご案内します。


如何でしょう?日本で開催されなくても、、、、、、目先は色々ある筈です。
頑張れニッポン!日本の個人投資家は強いんだぞ!

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2009年10月15日

おはようございます、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、昨夜のニューヨーク市場では上げ潮一色。JPモルガン・チェースの好調な決算、予想を上回った米小売売上高などを材料にダウ平均は昨年10月以来の1万ドル台を回復し、ニューヨーク原油先物は約1年ぶりの高値を付け、ユーロドルが約14か月ぶりの高値をつけるなど総じて上値追いになりました。
また公表されたFOMC議事録では
多くのメンバーが09年後半とその後数年にわたる経済見通しを上方修正」「かなりの資源価格緩むなかインフレは当面抑制状態が続く」
「インフレ見通しは一段と均衡したとの見方」「住宅市況は安定から一部では上昇へ」「労働市場は弱い状況」「10年末の失業率は9.25%程度、11年末は8.0%に」
とした内容が明らかになったことから米国の利上げ観測が高まり、シカゴ商品取引所(CBOT)で取引されているフェデラルファンド(FF)金利先物12月限では本の僅かですが、0.50%とする利上げ織り込み度が認められる反応を見せています。

もっとも、個人的に一番注目したのはのウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が伝えた” 米大手金融機関、09年の給与支払い額は過去最高を更新か” とした内容。
米議会などで米国の銀行や証券からヘッジファンドなどの役員の高額給与規制の強化が協議されていたのに・・。要は市況/収益の改善がこうした報道に繋がるのでしょうが立ち直りが早いですね。

さて、本日の東京ドル円戦略ですが昨日の昼刻にかけて峰崎財務副大臣がロイターとのインタビューで
「藤井財務相は円高が良いとは言ってない、すぐに介入すべきではないというのが考え」「ドルの価値下落、今後も根強く継続する可能性」との発言をしたことが、ドル売り円買いの仕掛けを誘発させました。

本日の東京市場では材料的に見てゴートー日<5・10日>での資金需要ぐらいしか想定できないのですが昨日の峰崎財務副大臣発言を鑑みると
14:10から14:30の予定で藤井財務相が会見を予定されていることに注視しています。今まで同様にドル円動向に影響を及ぼす可能性から同時間帯にご注意ください。
何故か?本件予定に関してはあまり報道されていませんが??帝国ホテル大阪4階牡丹の間、との話を個人的に聞いています。間違っていたら申し訳ございません

ドル円相場のテクニカル的な下値焦点は朝の安値89.27-30、そして日足一目均衡線転換線の89.23、昨晩の戻り安値89.07や88.98が意識され、89円台割れとなる60分足ボリンジャーバンド-2σ推移の88.95がサポート機能するのかに注視。
下抜けて88.85-75の急騰ゾーンが狙われやすく、88.83(14日安値)、10月9日21:00安値88.65からのギャップ(窓)ゾーン88.65-75、日足ボリンジャーバンド-2σ推移の88.25、9日の安値圏88.17-20、7日安値88.00が意識されます。


1015ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/ボリンジャーバンド/米ドル円

一方、上値焦点として60分足ボリンジャーバンド+2σ推移の89.66や昨晩の戻り高値89.89-90への取っ掛かりがポイント。
89円台後半を抜けても90円台前半から半ばに掛けては輸出筋のドル売り意欲も旺盛との観測もあり、チャートで見ても90円台前半を上抜くには
日足ボリンジャーバンド中心線推移の90.14、10月1日・13日の高値圏90.15-20、日足一目均衡線基準線の90.27にアプローチに出来るかが大きなポイントであり、仮に12日高値90.45に辿り着き、90円台半ば越え、とした9月下旬来の相場水準に定着移行することには懐疑的に見ています。

本日の東京ドル円は89円台前半を中心とした推移で考えており、藤井会見での?内容次第で88円台への下押し圧力を懸念しています。


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2009年10月14日

おつかれさまです、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、貧乏暇なしでバタバタした日々を過ごしていますが、どうしても為替動向が気になるわたくし・・。
例えばアフターワークでお酒を飲んでいても『・・・。今幾らなんだろう?

バー
<※当社内ラウンジではありません、念のため>

などということはしょっちゅうです。

仕事柄、当たり前かもしれませんが、そんな時に重宝しているのがこれ!(なんか、テレビショッピングみたいで申し訳ございません<苦笑>)

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さて、今夜ですが以下、多数の指標&講演が予定されています。

19:30(南ア)ムボウェニ南ア準備銀行総裁、講演
20:00(米)JPモルガン・チェース、7−9月期決算発表
20:00(米)米MBA住宅ローン申請指数(前週比) 〔−〕 (+16.4%)
21:30(米)米9月輸入物価指数 〔+0.2%〕 (+2.0%)
21:30(米)米9月小売売上高 〔-2.1%〕 (+2.7%)
21:30(米)米9月小売売上高(除自動車) 〔+0.2%〕 (+1.1%)
22:00(米)NY原油先物市場開始
22:15(欧)ビーニ・スマギECB理事、『金融政策と資産価格』フライブルク大学で講演
22:30(米) 米国株市場開始 
23:00(米) ニューヨークオプションカット
23:00(米)米8月企業在庫 〔-1.0%〕 (-1.0%)
24:00(英)ロンドンフィキシング
翌3:00(米)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録、公表(9月22、23日開催分)
翌3:30(米) タルーロFRB理事、銀行業界について上院銀行委員会証言
(未定)モルガン・スタンレー、7−9月期決算発表

翌6:30(NZ) NZ9月企業景況感(PMI) 〔−〕 (48.7)
翌6:45(NZ) NZ7−9月期消費者物価指数(前年比) 〔+1.1%〕 (+1.9%)


注目指標としてはJPモルガン・チェース、7−9月期決算発表、米9月小売売上高、米国株市場、FOMC議事録の公表となりましょうか。

また、1.49ドル台に乗せて年初来高値更新したユーロドルをはじめ豪ドル/米ドル、NZドル/米ドル、その他ポンドドルやドルスイスなど総じて対米ドル相場からの影響にドル円相場がされされやすいため要警戒となります。
特に1.50台に向けて快進撃中のユーロドルからの連動に警戒する必要が高まっており、新値更新によりオプション関連や欧州実需筋からのユーロ売り圧力の高まりを感じる一方で当然、ストップロス設定規模も大きくなっているとの観測もあり、急騰加速の可能性も否定できません。無論、ドルにポジティブなニュースで一旦の調整コレクション的な値動きにも注意です。

5ユーロ
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/ユーロドル


さて、今夜のドル円相場のテクニカル的な下値焦点は89円台割れとなると60分足ボリンジャーバンド-2σ推移の88.92がサポート機能するのかに注視。
88.85-75の急騰ゾーンが狙われやすく、88.83(本日安値)、10月9日21:00安値88.65からのギャップ(窓)ゾーン88.65-75、日足ボリンジャーバンド-2σ推移の88.28、9日の安値圏88.17-20、7日安値88.00が意識されます。



1014ドル円ボリンジャー60分足
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/ボリンジャーバンド/米ドル円

一方、値焦点として89.45-75の下落ゾーンに向けての回帰有無であり60分足ボリンジャーバンド中心線推移の89.54や本日の高値89.90への取っ掛かりがポイント。
上抜けして89円台後半を抜けても90円台前半から半ばに掛けては輸出筋のドル売り意欲も旺盛との観測があることから10月1日・13日の高値圏90.15-20にアプローチに出来るかが最大のポイントと見ています。

今夜のドル円は継続して下値リスクを考えています。



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プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。(東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 副委員長、東洋大学 社会人基礎力 特別講師)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


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