2010年07月14日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

米景気の下振れが懸念されていましたが、産業関連株と金融株、ハイテク株の決算業績が上向きにな
った事で米株式市場が上昇。
日本株の上昇連動も期待されており、テクニカル的には日足一目均衡表でみると雲の下限9900円水準が
ターニングポイント、とされています・・・。

0714の日経平均株価
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/日経平均株価

一方で米国債に対しては逃避的な債券買いが緩み、債券価格が下落し、利回りが上昇したことから
感応度の高いドル円相場ではリスク回避を目的に買っていた円を売る動きが優勢となりドル買い・円売り
が強含みを見せています。
(ドル円相場と米国10年債の金利を比すると顕著なフラクタル双行が見て取れます。)

0714のドル円と10年債
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/米ドル円/米10年債金利

 

黒船来航。
1853年の本日はペリー提督率いるアメリカの4隻の黒船艦隊が江戸湾の浦賀沖に現れ、徳川幕府に開国の
親書を渡した日、とされているそうで。


外的要因でも構わないので早く、スカーっと劇的な相場変化を期待したいとこです。

黒船想像図
黒船来航もどき。

 

東京ドル円戦略
東京外国為替市場では株価上伸によるリスク許容度の向上を背景とした「安心の円売り」モードを見せ
ユーロや資源国通貨を買って、低金利の円を売る動きが先行。ドル円連動も否めません。

しかし一過性の”ブーム”になる可能性も否定できず、各国のソブリンリスク(国家の信用リスク)を
忌避するセンチメントが継続する中では”リスク回避”としたテーマ性は継続しており、世界的な景気
に対する楽観論と悲観論が交錯するなでは安心は禁物です。

ドル円パッと見テクニカル。
下値焦点として指摘してきたとおり88円台前半・88円台維持から反転して上値押しを試すも、レジスタ
ンスが効いての現況・・。

引き続き88円台前半を橋頭堡(きょうとうほ)として88円台半ばから89円台向けにアプローチできるか否
かが焦点でありの上下、大枠での想定レンジを決め、短期トレードを繰り返すイメージを考えています。
0714東京ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60足/ドル円



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2010年07月13日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、「ねじれ」たまま安倍、福田、麻生元両首相らのように菅首相も苦しむのか、政権運営の行方
が市場の焦点となってきました。
格付け会社もそれを煽るかのごとく、日本の財政再建が一段と困難になるとの見方を示し、日本の信用
格付けに対し格下げリスクを指摘しています。

テクニカル分析、そしてファンダメンタルズ分析が為替相場動向を予測する上では重要な比重を占めま
すが、当面は特に本邦の政局動向にも注視し、リスク管理に十分気をつける必要を感じます。


相場も政治も一寸先は闇です。”無念無想明鏡止水”の心持ちとして当面は中長期スタンスでバイアス
を傾けたトレードには慎重を要すると考えます。

無念無想明鏡止水
愛用の竹刀袋の銘は”無念無想明鏡止水”です。

今夜の材料。
21:30(英)センタンス英政策委員 講演    
21:30(米)5月貿易収支 (前回-403億USD 予想-392億USD)
21:30(加)5月国際商品貿易 (前回+2億CAD)
03:00(米)6月月次財政収支 (前回-1359億USD 予想-738億USD)
23:00(米)7月IBD/TIPP景気楽観度指数(前回46.2)
02:00(米) 米10年債入札 (210億ドル)

○欧州連合(EU)財務相理事会

出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート/岡三グループ各社/諸官庁・各種情報ベンダーより
                                   
                                                                 
 
ドル円パッと見テクニカル。
米株価動向・経済指標からドルブルセンチメントが強まれば88円台後半抜け、89円前半・半ばに向けた
アプローチが期待され89.30、60のストップロス観測値を上抜いた場合、週足一目均衡での雲の下限90.00
水準がロックオンされると考えます。

一方で下値焦点は指摘してきたとおり88円台前半・88円台維持の有無が重要で88.00のストップロス観測
値を下抜けた場合87.70圏の維持の有無が焦点と考えています。

上下、大枠での想定レンジを決め、短期トレードを繰り返すイメージを持っています。
0713欧米ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60足/ドル円


こんなこと始めてみました。



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2010年07月13日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

本日の午前にわたくしのような”ドル円外為ブローカー”あがりの身上に大手報道関係者様から取材
のご依頼を頂きました。恐縮です。

僭越ながら。
某報道通信社様から参議院選挙後のマーケットに対して取材を受けましたので以下の内容で見解を述
べさせていただきました。各所で御高覧の機会がありましたら幸いです。
見解内容は以下、、、

--------------------
気の抜けたサイダー相場

11日に実施された第22回参院選は「与党大敗で過半数割れ」の結果となった。
政治的には何も出来なくなり、なまぬるくなって、炭酸も抜ける、相場的には「気の抜けたサイダー」
のような感じになりそうだ。

今回の敗北で菅政権は政治と経済の両立が難しくなった。「政策の不在」の状態から財政再建の道筋
をつけるのが遅くなり、外国人が日本市場への投資を敬遠する可能性はありそうだ。

そのため、商いの低迷にはますます拍車がかかることになる。
日経平均は今週に入り、先週末の7月SQ値(9636.23円)を上回れない状況となっており、この理由の
一つには買い資金が不足している面もあるだろう。

今後、警戒されるのが「政策の不在」の面から、株の上値の重さが意識され、国内の資金は株から債券
市場への流れる。そこに内外金利差の縮小から円高圧力がかかる。この過程では普段、円買いで動かな
いヘッジファンドまでもが円買いで動く可能性があり、円安論者とされる菅首相の意向と、相場は逆の
方向にいく可能性だ。

一方、今回の与党大敗を「前向き」に捉えるのであれば、財政再建が遅れるとの懸念から、日本国債の
格下げへのリスクが高まり、円売りは拡大する流れだ。
この過程で円安が発生することから、輸出関連株には多少なりともプラス材料になる可能性はある。
前日も米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が参院選での与党大敗で衆院と参院
で多数派が異なる、ねじれ国会となったことで、日本国債の格付けを引き下げる可能性があることを指摘
している。

また、消費税の税率引き上げを掲げた与党が敗北したことで、消費税の引き上げが当面、なくなる可能性
が高まっている。消費税増税からは派生する企業の売り上げ減少懸念もなくなり、この面も企業にとって
は有利に働きそうだ。

但し、どちらの方向性にいくにしろ、テクニカル的にみたドル/円は1ドル=87-90円のレンジ内での相場
を抜け出せそうにないとみている。
上値では週足の一目均衡表の「雲」下限は90円で張り付いている一方、5月以降、ドル/円の下落局面で
付けた1ドル=87円台後半がダブルボトムとなっている。
この87円台を上回る、円高が発生した場合は興味深いが、可能性としては低いとみている。

仮に下割れした場合だが昨年11月27日早朝に95年7月以来の1ドル=84.78銭を記録し、日銀は直ち
に追加緩和を実施して、市場では当局が円高進行阻止に動き出したとの認識を強めた。

当時の背景はドバイショックなどが指摘されていたが、今夏、再びこの水準を市場が試し始めた時、
政府・日銀が何も策を打ち出してこなければ、投機的な円買いが進んでしまう可能性もあろうか。


今回の与党大敗で最もババを引いたのが、恐らく日本銀行だろう。
政治サイドからの政策導入が不在となるなか、日銀への金融緩和圧力が高まるのは必至だ。今後、ますます
円高が進展するようであれば、円高阻止という側面からも、追加の金融緩和が求められる可能性が高いだろう。
日銀白川総裁の苦悩が窺われる・・。

--------------------

こんな感じでお答えしました。

サイダー
気の抜けた生ぬるいビール、と例えなかったのが、唯一の良識でした(笑)


本日の東京ドル円戦略。
東京外国為替市場では円の下落から、対高金利通貨でのリスク選好の動きが期待されます。

ドル円相場に関しては米企業決算への楽観的見方を背景に米株が続伸しており、日本株への連動期待から、
リスク回避に伴う円買い圧力の緩和有無に注視。どの水準まで上値追いが出来るのか興味深いところです。

ドル円パッと見テクニカル。
60分足で見ると1日安値と7日安値でダブルボトムが構築されており、現時点で更に円を敬遠するセンチ
メントが強まれば89円前半越え、半ばに向けたアプローチが期待されます。
89.30、60のストップロス観測値を上抜いた場合、週足一目均衡での雲の下限90.00水準がロックオンされる
と考えます。

一方で88円台後半からの急落した場合で88円台前半まで調整下落も有り得る事。その場合は88円台維持の
有無が焦点となり、88.00のストップロス観測値を下抜けた場合87.70圏の維持の有無が焦点と考えています。

上下、大枠でのターゲットを認識し、東京市場時間は想定レンジ内での短期トレードをイメージしました。
0713東京ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60足/ドル円



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プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。
(2014年−2017年 東洋大学 社会人基礎力 特別講師)
(2012年−現在 東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 委員)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


「勝ち残りFX」(扶桑社)

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