2011年02月14日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、3連休明けの東京インターバンク市場はドル円相場が約1カ月ぶりの高値圏で迎えた
ことから売り遅れ、売り控えの輸出企業が上値を圧迫。
しかしテクニカル的に見ると2月入りからの緩やかな上伸観からか輸出法人に焦燥が感じら
れない、とした見方もなされています。

今夜の焦点はこうしたセンチメントを踏まえて、法人群がきめ細かく、小出しに円転需要
を持込むなら上値圧迫観も幾分後退するやも知れません・・。


報道によるとオバマ米大統領が発表する2012財政年度(11年10月〜12年9月)の予算教書で、
10年間に財政赤字を合計1兆1000億ドル(約92兆円)削減する方針だとルー行政管理予算局
長官が明らかにしたとされますが、依然、米国が巨額の財政赤字を削減せざるえない状況は
変わらず、よほどのサプライズでも無い限り一段の財政改善期待によるドル買いには程遠い
いものと考えています。

米国旗

一方で注目しているのは米10年国債が15日目処で234億ドル規模の償還を迎えると
される需給観測からの動意です。

農林系等、公的機関投資家など慣習上、一旦の仕切りを執行する可能性から元本および
利払いの円転(ドル売り・円買い)需要を発生させる可能性が高いものの、信託銀行等
の機関投資家は利金などを円転せず、アセットアロケーションの観点から米債にそのまま
ファイナンスする、と憶測するのが一般的です。
そうなるとロンドンフィキシングに向けてへの思惑がドル円相場を上下ブレさせる可能性があり、
今夜は夜中に小競り合いがある可能性が高い、と考えています。

 

今夜の材料。 
19:00 (ユーロ圏) 12月鉱工業生産・季調済
                 [前月比] 予想0.0%  前回1.4%(1.2%から修正)
                 [前年比] 予想8.0%  前回7.9%(7.4%から修正)
23:30 (米) 米国株式市場(〜6:00)
24:00 (米) ニューヨークオプション行使時間期限
24:00 (米) ダドリーNY連銀総裁 講演(ニューヨーク)
01:00 (英) ロンドンフィキシング

●ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル)
●オバマ米大統領、2012年度予算教書を議会に提出  
●第5回環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)(チリ、18日まで)  
                              
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート/コンビニ/岡三グループ各社/諸官庁公開情報ほか

 


ドル円ぱっと見テクニカル。

中長期戦略としては上値83.70-75圏の「ダブルトップ」、下値81.00圏の「ダブルボトム」
としたイメージ。
0214欧米ドル円日足
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/ドル円


短期的な戦略としても上値焦点は83.70-75圏を上抜けることが出来るか否か。
緩やかながら失速が継続するようだと82.80-83.00の急騰ゾーンを戻す動きに繋がるのか否か
が下値の焦点と考え同圏がサポート機能しないとオプションコール設定観測のある82.50水準
まで下押しアプローチの可能性も想起しています。

0214欧米ドル円60分足
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/ドル円



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2011年02月14日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。
米国の循環的な景気回復が市場に浸透してきたのか、それにつれて、QE2(量的緩和第二弾)
の継続有無の議論の行方も注目度を上げてきました。

ドル円相場ではドルが対円で約1カ月ぶりの高値圏で推移。
米指標の改善やムバラク・エジプト大統領の辞任を受けて投資家心理の過度なリスク回避が
後退し米国株式市場ではダウ平均、S&P500指数において終値がそれぞれ、2008年6月以来の
高値を更新しています。

国内でも2011年第4四半期の日本のGDP成長率1次速報値が発表され、名目が前期比-0.6%
(予想-0.5% )、実質が-1.1%(予想2.0%)と物価動向を差し引いた実質では予想ほど
は落ち込まず、概ね横ばい。
為替による円安支援とは別途、日本株式市場では堅調さを見せており、見解どおり株と
為替の連動観はやはり希薄化した、と言わざるを得ません。新たなテーマ探しとなりま
しょうか。
0214ドル円と225

出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/米ドル円/日経平均株価

 

さて、今回のドル円上伸劇。多数の説がありますが、ひとつの起因にユーロからの動意を
考えています。
ドイツ連銀(中央銀行)のウェーバー総裁が4月末で退任することが明らかになり、
欧州の早期利上げ期待が後退したこと。
そしてポルトガルの10年物国債利回りがユーロ導入以降の最高水準をつけるなど、ドイツ連邦債の
スプレッドは広がりを見せておりユーロ周辺国の資金調達コストをめぐる不安が再燃した、つまりは
ドル手当てによるドル買い、、とした側面も否めないのではないでしょうか。

0214ドル円とユーロドル
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/ドル円/ユーロドル


ドル円復活の鍵を探る!
今後のドル円復活の鍵は1月7日の高値1ドル=83.71円水準を再度完全に上抜くことが
出来るか否か。(2月11日高値83.74)
抵抗線として意識されるのは法人群のドル売り・円転意欲<参考:12 月日銀短観での年度下期想定
為替レート(大企業・製造業)は83.87 円>であり季節的な需給であるリパトリエーション
(資金の本国還流)によるドル売り・円買い圧力を想起するなら一本調子のドル高・円安には
進みづらいと考えますが、如何でしょうか。
その場合、テクニカル的には「ダブルトップ」を構築した格好になり、目先は短期天井を確認したと
した見方にもなります。


ドル円ぱっと見テクニカル。

中長期戦略としては上値83.70-75圏の「ダブルトップ」、下値81.00圏の「ダブルボトム」とした
レンジ内での逆張り派
(下がっている時に買う/上がっている時に売る)が闊歩するものとイメージ
しています。

0214ドル円日足
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/米ドル円



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2011年02月12日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、既にご周知のことと思いますがすでにご案内のとおり、先物・オプション取引において
は、2011年2月14日(予定)より大阪証券取引所の当該次期デリバティブ売買システム「J-GATE」
が稼働し、大証の先物・オプション取引制度が見直されます。

大証次期デリバティブシステム「J-GATE」での変更点と移行時の留意事項について


日経平均先物・オプション取引の昼休みも廃止となります・・・。

取引ルールおよび取引ツールの変更点を十分ご確認のうえ、御備えいただきますよう伏してお願い申
し上げます。


また、憚りながら拙著「勝ち残りFX」(扶桑社刊)の117〜118ページで
「どんな相場環境においても適応した投資家が生き残っていく、、」
勝ち残りFX扶桑社

と書かせて頂きましたが、取引ルールおよび取引ツールの変更点などご不明なことがございまし
たら以下をご利用頂けましたら幸甚です。

●サポート/お問い合わせ


FX取引においては今回の制度見直しから日経平均株価動向に影響を及ぼすのか否かに注視しており、
特にフラクタル分析の観点から連動相関性の強い豪ドル円への影響有無を興味深く見ています。

 

0212豪ドル円と225指数
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/豪ドル円/日経平均株価



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プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。
(2014年−2017年 東洋大学 社会人基礎力 特別講師)
(2012年−2018年 東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 委員)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


「勝ち残りFX」(扶桑社)

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