2009年12月18日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

昨晩の背景分析。
理由として考えられるのは、クリスマス休暇、年末を控え、一昨晩に米連邦公開市場委員会(FOMC)を消化した経緯から、
【ドルショート・債券ショート/商品ロング・株ロング】のポジションが調整されて急速に巻き戻された、と見ています。

本日の東京焦点。
メインは日銀の金融政策決定会合が結果内容の発表(時間未定)、15:30に予定されている 白川日銀総裁記者会見です。


金利政策は据え置かれる可能性が高いのですが為替相場及ぼす影響としてはデフレ経済下で更なる追加金融緩和策や白川総裁が今後も追加措置を示唆する可能性が警戒されるところ。
当然、ドル円、クロス円では円高を抑制させる効果として考えられます。

需給的には月末に向けて国内投資家向けに外貨建て投信の新規設定が多数予定されており、募集次第では大型の外貨転・円売りが決済が発生する可能性も。

また、これまでドル安・円高リスクを見越し、保有外債の為替差損回避のための拡大させてきた機関投資家が為替ヘッジのドル売りをヘッジコストの上昇懸念から買い戻す動きも想定されるところです。

一方「追加策の先送りや現状の容認」が示されると、、、、日本株の下落や一時的にでも円高仕掛けが入る可能性をリスクとして念頭に入れておく必要があります。
輸出企業による3月決算に向けて「採算レート死守91-92円」としたドル戻り売り圧力が改めて上値抑えの背景として想起されるところです。

 

ぱっと見テクニカル。

株式に関しては先週のダブルSQ(225先物オプション)からアノマリー的ではありますが、12月SQ値が9982円59銭から現在は上回っており、同数値が下値抵抗線として上昇基調を感じさせ始めているところ。
日足一目均衡表では雲の中を迷走しており、上値抵抗線である10200円台を再度上抜きアプローチが可能か否かはやはり日銀金融政策の内容による影響が大きく左右するものと考えます。

1218日経225
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/一目均衡表/日経平均株価

 

ドル円相場に関しては指摘懸念していたとおり、短期的なダブルトップを形成。中期トレンドの弱さを露呈させてしまいました。
日足一目均衡線でみると、雲の下限が上値追い姿勢の継続に抵抗感を強まっており、短期戻り売り派を支援。日銀金融政策の内容次第ですが下値リスクとして87-88円台への移行とした可能性は想定しておく必要があります。
短期的な上値焦点としては90.20-30、90.60-70が意識されるところです

1218ドル円日足
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/ドル円

留意点。
典型的な年末相場入り・・。流動性の低下からスプレッドの広がりや市場の薄さから値が飛びやすく、荒っぽい値動きが想定されます。十分、ご注意を。



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2009年12月17日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

本日は味噌とんこつラーメンをランチにぱぱっと頂きました。寒いからより美味しく感じます!
20091217赤味噌とんこつラーメン

今夜のドル円。
材料は以下、
22:30(米)週間新規失業保険申請件数 (前回47.4万件)
22:30(加)10月国際証券取引高(前回+130.59億加ドル) 
22:30(米)米国株市場開始(〜06:00)
24:00(米)ニューヨークオプションカット
24:00(米) 11月景気先行指数 [前月比] (前回+0.3% 予想+0.7%)
24:00(米) 12月フィラデルフィア連銀景況指数 (前回16.7 予想16.0)
01:00(英)ロンドンフィキシング

●米上院銀行委員会・バーナンキFRB議長の再任投票


ドル円ぱっと見テクニカル。
短期的なダブルトップを形成する可能性


1217夜のドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/ドル円

短期ドル円相場において日足一目均衡線でみると、雲の下限が上値追い姿勢の継続に抵抗感を強まっており、ローソク足を見ると下落を暗示する上影陰線の構築に繋がる可能性から短期戻り売り派に加勢か?

 

余談。
政府・財界要人の円安歓迎コメントが報じられていましたが、別途、亀井金融・郵政相が閣議後の会見で、「善良な投資家がバブルに踊って不測の事態に陥らないようデリバティブ(金融派生商品)などの問題を副大臣や政務官が検討を始めた」と通常国会への法案提出の可能性示唆、とした報道・・。
ふう・・・、なんでしょうね・・・。バブル?なんでしたっけ??



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2009年12月17日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、昨日、当社のFX新システム導入とそれを記念したキャーンペーンをご案内しました。
お蔭様で多くの方々からご声援、ご鞭撻を頂戴しました。この場にて御礼申し上げます。

一方、東証ですがこちらは来年1月4日から次世代システム『アローヘッド』が稼働。
約定処理能力が大幅に改善されるとのことでニューヨークやロンドン証券取引所とほぼ肩を並べるとのこと。
システム向上で機関投資家や個人投資家デイトレーダーの手法の変化も想定できることから、金融知識、テクニカル知識は勿論、システム知識というのも如何に大事か痛感します。
もっとも、相場の世界だけでなく、例えば、スポーツカーを運転するにもそれなりのリテラシーが無ければ乗りこなせないわけですから、どのような世界でも日々精進が必要なのですね。


本日の東京市場ドル円。

ファンダメンタルズ背景としては発表された米FOMC(米連邦公開市場委員会)では政策金利の据え置きを全会一致で決定。
声明では「異例の低金利を長期にわたり正当化する可能性が高い」とする一方、「大部分の資金供給措置は来年2月1日までに解除」「金融市場、経済成長を一段と下支える状況となった」との認識を示したことで米経済の早期回復期待から米ドル買いが優勢に推移しています。
(ユーロドルでは10月以来、オプション設定観測のあった1.45ドル割れを見せました。)

また、本邦政府の意図する一段の(=急激な)円高阻止強化策のサポート的対応として明日の日銀金融政策決定会合でデフレ対策を大義名分に大幅な追加量的緩和に踏み切り、円安を誘引する、とした思惑に加え、ドル買い遅れの輸入企業による押し目買い観測ほか、生損保、投信といった国内機関投資家からこれまでドル安・円高リスクを見越し、保有外債の為替差損回避のための拡大させてきた為替ヘッジのドル売りを米金利上昇と日米金利差の先行き拡大観測からヘッジコストの上昇が指摘され始めており買い戻す動きも想定されるところです。

一方、需給的には日銀短観で明らかになった想定為替レート(大企業・製造業)は年度通期92.93円、年度下期が91.16円とされたことからドル円為替相場では、輸出企業による3月決算に向けた「採算レート死守91-92円」としてドル戻り売り意欲が国内輸出企業などから想定でき、実際、銀行の法人カスタマー担当関係者からその厚みが指摘されており、テクニカル的にも心理的にもドル円相場の大台、90円と言う水準が重要な焦点として、引き続き同水準を巡る攻防が注目されます。

 

ぱっと見テクニカル。

短期ドル円相場において日足一目均衡線では、上値追い姿勢の継続に不透明感が強まっており、短期戻り売り姿勢での短期買戻し、、そうしたイメージを持つ見方が強いかもしれません。

1217ドル円日足一目均衡表
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/ドル円

特に日足で見ると90円台を突き抜けずに失速した場合、短期的なダブルトップを形成する可能性もあるだけに、現状の値動きをじっくり見極めてからでも遅くはないと感じます。

ご注意。
クリスマス休暇・年末相場を控えてスプレッドの広がり、市場の薄さ、というのは当然、考慮すべきこと。
リテールFXでのタイトなスプレッドというのはインターバンク市場で基本、ありえないことですので、急激な値動きには十分ご注意を
ファイナンシャルアストロロジーサイクル上では引き続き危険転換期間です。



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プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。(東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 副委員長、東洋大学 社会人基礎力 特別講師)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


「勝ち残りFX」(扶桑社)

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