2009年11月17日

おはようございます、岡三オンライン証券の武部力也です。

本日の東京は雨・・。雨雲が空を覆っています。

20091117雨


日経平均株価もテクニカル的に日足一目均衡表で見ると雲の下限が重く圧し掛かり先行きが懸念されるところ・・・。

1117日経平均225一目均衡
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/一目均衡表/日経平均株価

日経平均株価は上値の重いまま12月11日のダブルSQ(※)まで残り1ヶ月を切り、年末相場の行方が気になり始めました。

※(株価指数先物取引・株価指数オプション取引で 最終取引日までに反対売買がなされたかった場合の特別清算指数(Special Quotation)の略)



さて、東京証券取引所は12月30日水曜日の大納会でプロゴルファーの石川遼選手が打鐘するとのこと。今年から取引終了は午後3時になり、来年1月4日の大発会も同様です。
「ハニカミ」ながら打鐘するのか注目したいですが(笑)相場のほうもハニカンでないで早く、雲の下から顔を覗かせて欲しいものです。

 


一方、昨晩のドル円相場は88円台入りという10月14日以来の円高ドル安水準への移行を見せました。

日足一目均衡表で見る雲を早く下から突き抜けて欲しいところですが、ファンダメンタルズ面での状況は厳しく、ドル円相場に関しては昨晩、バーナンキFRB議長が講演で、超低金利政策の長期化を示唆する発言をしたことが株価上昇の支援材料となったものの今後も超低金利政策が続くということで、為替市場ではドル売りへ傾斜。

計らずとも、本日の日本経済新聞朝刊19面でも”ボラティリティ(予想変動率)が急低下、ドルのキャリー取引活発に”、とした記事が取り上げられているように、米政策金利動向に変化が生じない限り、低金利通貨のドルを調達して高金利通貨に投資するドル・キャリートレードが継続するなら、ドル円相場では急激な円安方向へは進みづらい展開が予想されます。


1117ドル円一目均衡
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/ドル円

こちらもはにかんでいる場合ではなさそうです・・・。


本日のポイント
本日の注目材料としては、訪中しているオバマ米大統領と胡錦濤中国国家主席との米中首脳会談です。

先週末以来、中国当局者から人民元の切り上げについてけん制する発言も聞かれており、会談において人民元の切り上げについてどの程度取り上げられるかには注目しておく必要があります。

人民元に関してのポイントは2つ。

実際には切り上げには時間がかかるとした見方が強く、人民元改革は「長期的な課題」として先送りされると、材料出尽くしによって円の売り戻しに作用する可能性。

もう一つは「人民元の切り上げ協議」が思惑先行の形で円高材料とされやすく、現状からは更なる下値攻めに利用されやすい可能性。


そもそもなんで人民元に警戒?

ご存知のように米貿易赤字の約6割を占める中国との経済不均衡は、支持率が低下しているオバマ大統領にとって無視できず、米失業も26年ぶりに10%台を記録しています。


そこで用回復、貿易赤字是正のためにも中国市場で米国商品の消費を拡大させるためには、固定されている人民元の切り上げ、つまり人民元高・ドル安は不可欠とされます。

そもそもドルが下落するにもかかわらず、一貫して人民元の対ドルレートを固定させる政策、というのがドル安効果が十分に現われず、中国企業の輸出競争力ばかりが高まり、中国製品の輸出を勢いづけているとの米国サイドの考え方・・。確かに中国の経済力はGDPや貿易規模から見て、すでに英国に匹敵するレベルで来年のGDPは日本を抜いて、世界第二位になると予想されています。なのに固定相場制、というのもねえ・・。

ただ、外圧に負けた格好になると胡綿濤国家主席の立場も重んじれば景況からくる中国国内の金融のダブつき、インフレ懸念を大義名分に自発的な金融引き締め、として人民元利上げの可能性は出てきますね。

そして、短期的には人民元高ならアジア通貨もつられて上がり、円も上昇する、、、こうした基本的な考え方からドル円相場、クロス円相場に対してリスク管理の再確認をお願いしたいところです。

会談後の声明や会見報道にご注意ください。

 

ご案内

別途ですが中国の政治構造に関して吉田恒氏が
吉田ブログ

社特別ブログででも取り上げております。♪是非、御覧下さい。




ぱっと見、ドル円短期テクニカルポイント

短期的な上値焦点
は60分足/ボリンジャーバンド中心線推移の89.39上抜けて昨日の高値89.60

同水準を更に上抜けてはじめて60分足/ボリンジャーバンド+2σが指針している89.84、13日金曜日の18時頃から19時掛けての下落ゾーンのギャップ(窓)89.85-90.15へのアプローチ期待がなされます。

1117ドル円日足ボリンジャー
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/ボリンジャーバンド/ドル円


一方、下値焦点、日足&60分足/ボリンジャーバンド-2σ推移の88.90をサポート機能として期待して、昨日の安値88.75、10月2日の安値88.60
同水準が割れると10月7日の安値88.00を最終ターゲットに10月9日の戻り安値88.35、、10月日の戻り安値88.14が意識されやすくなります。

 

注意事項。
ファイナンシャルアストロロジーサイクル上では”17日の新月”であることから本日も転換危険期間です。



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2009年11月16日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

当ブログの開始は本年8月でしたが、すっかり冬です。

本日の当社周辺は鉛色の雲が空を覆っており、まるでドル円相場の日足一目均衡線の雲のようですね(苦笑)

ドル円一目均衡


本日のランチはもやもや感払拭のために、ちょっとピリ辛の海老チリ定食を食べました。

エビチリ定食

 

さて、今夏(ブログ開始以前)ですが、くりっく365の取引所FXと一般のFX(店頭・相対FX)の違いについてラジオNIKKEIの人気番組「夕焼けマーケッツ 投資って楽しいねっ!」でお話させていただいたことがあります。
夕焼けマーケット投資って楽しいね727

一番多かったのは「どうして取引所FXと店頭FXでは手数料の違いがあるのか?そもそも手数料が無いのにどうやってその会社は収益を確保するのか?」等でした。ごもっともな質問です。


理由は簡単。
取引所に繋いでいる会社は鞘抜きをしないかわりに、手数料を収益とする。

店頭取引をしている会社は手数料を取らない分、鞘抜き分を収益とする。

以上(笑)。


もう少し具体的にいうと、取引所に繋いでいる会社は顧客からきたオーダーは取引所に発注し、取引所で約定したら、それを手数料(=収益)として該当顧客から頂く。いわゆる証券・株式市場と同様です。


一方、手数料ゼロで店頭取引をしていて、且つ、自社にディーリングカバーセクションがある会社は銀行等から提示されたプライス価格に上乗せをして顧客に提示し、約定したらその上乗せ差額分が会社収益となります。

ポイントとしては指値オーダーは大事な収益になりますが、逆指値オーダーは不測の相場状況で執行されると、上乗せ差額分が100%保障される訳ではなく、逆に持ち出しの可能性もあることから、現場のディーリングカバーセクションは緊張度合いは強まります。

 

如何でしょうか?
特に秘密ではない業界の裏側ですが、よろず相談ではこうした素朴な疑問もお受けいたします。


キメのポーズ。

日米独奇襲作戦



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2009年11月16日

おはようございます、岡三オンライン証券の武部力也です。

週末は珍しく図書館へ。しかし、最近の図書館はコミック漫画本をはじめたくさん取り揃えているので、そっちばかり読んで、結局は遊びに行ってしまったようなもの・・。有意義だったのか、無駄だったのか、判断が難しいところです(苦笑)

 

一方で判断が難しそうでいて、意外にわかりやすいのが、ドル円相場♪。
13日金曜日の当ブログ・テクニカル面で下値の重要なポイントとして指摘していたように先週末は11日の14:50から15:15頃の上昇時に生じた89.45−55−65のギャップ(窓)を13日の22:35から22:40にかけて綺麗に回帰。
出来高(東京金融取引所くりっく365発表)を見ても同価格帯での出来高増は顕著であり、やはり重要なポイントでした。
1116までのドル円出来高
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・5分足/米ドル円/出来高


本日のポイント
直島経済産業相が7-9月期のGDPが公表される前に、内容の一部を漏らすトラブルがあったようですが(苦笑)、本日の本邦第3四半期GDP・一次速報が大幅な上振れをみせたことから円買いとリスク選好の円売りが交錯。
早くも10-12月期以降の反動減リスクも注視されており、今後、株価や円に対してどのような評価に繋がっていくのか、金や原油などの商品相場の上値がやや重くなっていることも影響し、リスク選好の動きが調整的になっている中で今後のドル円、またはクロス円の方向性を探る展開の起因となりそうです。

需給要因として米債の償還&利払いを中心とした動きが想定されており、利払い分を再投資、と鑑みれば特に大きな影響があるとは思いませんが、円買いの思惑が台頭しかねないこともあり一応リスク要因として念頭に。

 

ドル円短期テクニカルポイント
短期的な上値焦点での大きなポイントは2点。まずは週末の終値水準&今朝の高値圏89.69-70。
そして上抜けて60分足/ボリンジャーバンド中心線89.84も指針している13日金曜日の18時頃から19時掛けての下落ゾーンのギャップ(窓)89.85-90.15への取っ掛かり有無。
ここを埋め戻すか否かは重要なポイントであり、これを越えてようやく13日の夕刻の戻り高値90.41や13日の最高値90.62が意識されます。

1116ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/ボリンジャーバンド/ドル円

一方下値焦点は、60分足/ボリンジャーバンド-2σが推移する89.24がサポートする格好の11日安値89.28
そして2日安値89.19が短期的に最終タ−ゲットとして意識されるところです。

まとめ
ドル円相場は先週11日水曜日以来の水準であることから東京勢は週初月曜日特有の”様子見的な姿勢”を強めそうですが、逆にそうした状況はある意味、トレードをしやすい環境かもしれませんね



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プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。(東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 副委員長、東洋大学 社会人基礎力 特別講師)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


「勝ち残りFX」(扶桑社)

岡三アクティブFX
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