2010年04月16日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

東京地方は雨。
0416の朝
気象予報によると山沿いや標高の高い所では雪となる所もあるそうで先週との寒暖差に驚かされます。皆様、お体御自愛下さい。

昨晩のニューヨーク市場ドル円相場は強弱交錯の米経済指標を背景に”ドル円ぱっと見テクニカル”で示したサポート&レジスタンス内で縦横無尽に上下振れを見せて驚かされましたが、

深夜0416ドル円5分足
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・5分足/ドル円

一方、驚かされたのが同刻の東京深夜は一部終夜営業の書店で午前0時から販売された村上春樹さんの長編小説『1Q84』(いちきゅうはちよん)シリーズの「BOOK3」を求めるファンが整然と長蛇の列を作ったとの話し。
確かに斬新な物語構成に魅了された方々の気持ち、僭越ながら村上ファンのわたし※も良くわかります
<※総じて歴史小説ファンですが、ハードボイルダーの北方謙三センセイ作品や有馬 頼義(ありま よりちか)作品のファンでもあります。>

こっそりと『1Q84』を”「IQ84」(=知能指数84)男の「勝ち残りFX」”、とタイトル変えて再度、電車中吊り広告とかしていただければ、、、と思いましたが、
IQ84男の勝ち残りFX
お買い求め頂いた方々や関係各位、そして扶桑社さんや村上ファン関係者にに怒鳴られそうなので、気持ちだけにしておきます。


東京。

円需給としては短期金融市場・無担保コールオーバーナイトは0.085%付近と、誘導目標0.10%を下回って推移。
週末にもかかわらず昨日の年金払い込みや資金需要が高まるゴールデンウィークも意識された円の資金余剰感が強い一方で東京外国為替市場ではギリシャ支援をめぐる不透明感が根強いほか、中国の金融引き締めや人民元切り上げに対する警戒感、預金準備率を引き上げ観測等が相対的に円買い圧力がかかりやすい状況を続けさせています。


ドル円ぱっと見テクニカル。
ドル円相場はテクニカルに見た場合、先週以来、短期的には92.50-93.80円の狭いボックス圏を形成しており明確な方向性が乏しいものの上値重さから下降圧力が優勢なムードが感じられます。

0416東京ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/米ドル円



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2010年04月15日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

中国人民銀行が2007年5月18日(実施5月21日から)人民元為替取引における1日当たりの変動幅を従来の上下0.3%から上下0.5%に変更すると発表して以来、燻り続ける人民元問題。
本日の東京市場ではその行方を占う試金石として中国の主要経済指標が注目されました。

各指標、概ね想定の範囲内となったものの、全体的には底堅い景気回復を示し安定的な成長感が醸し出されと同時に早期の急激な引き締め政策への警戒感が後退。豪ドル円などでリスク選好の円安が進展する場面が見られています。

11時のドル円と豪ドル円0415
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・1分足/米ドル円/豪ドル円

但し、今後のインフレ圧力や住宅市況の過熱感を考えると利上げは必須との見方が引き続き多く、中国統計局の「政策の柔軟性を拡大する」との見解や中国商務相は「米国は自国の経済問題を人民元のせいにすべきではない」、中国外務次官からは「人民元改革は内政問題」「人民元への外部の圧力は正当化されない」と矜持のコメントが逆に人民元改革の現実性と信憑性を増した感じです。

中国国旗

ガイトナー米財務長官が4月2日に「中国が人民元に対し迅速に対応する可能性を最大化するよう努める」「中国が為替について措置を取る可能性高めたい。」「中国がそれ(切り上げ)を国益と判断することを強く確信している」と発言した裏書のようなもので、要は人民元切り上げについては「米中間の合意があるのでは」との見方が強まった格好とも言えます。

あとは中国側が「米国の圧力に屈した」と見られることも避けたい考えを配慮した上での、実際のアクション可能なタイミングが焦点かもしれません。

以下、11月のアメリカ中間選挙前での中国祝日です。

 5月 1日(土):メーデー
 5月21日(金):釈迦誕生日
 6月16日(水):端午節
 7月 1日(木):香港特区成立記念日
 9月23日(木):中秋節の翌日
 10月 1日(金):国慶節(中国の建国記念日)
 10月16日(土):重陽節

勿論、上記限りでなく、当面はその”Xデー”が何時なのか取り沙汰されます。


今夜の材料。

21:30(米) 週間新規失業保険申請件数 (前回46.0万件 予想44.0万件)
21:30(米) 4月ニューヨーク連銀製造業景気指数 (前回22.86 予想24.00)
22:00(米) 2月対米証券投資
22:15(米) 3月鉱工業生産 [前月比] (前回+0.1% 予想+0.6%)
22:15(米) 3月設備稼働率 (前回72.7% 予想73.3%)
22:15(米) フィッシャー米ダラス連銀総裁、「金融危機」について講演
22:15(ユーロ圏) シュタルクECB理事、講演
22:30(米) 米国株式市場(〜05:00)
23:00(米) ニューヨークオプション行使時間期限 
23:00(米) 4月フィラデルフィア連銀景況指数 (前回18.9 予想20)
23:30(米) ラッカー米リッチモンド連銀総裁講演「移行期の信用市場」
24:00(英) ロンドンフィキシング 
01:15(米) ブラード米セントルイス連銀総裁講演「金融リスク」
02:00(米) 4月NAHB住宅市場指数(前回15 予想16) 
02:30(スイス) ジョーダン・スイス国立銀行副総裁講演
02:40(米) ロックハート米アトランタ連銀総裁講演「米経済見通し」
04:00(米) ボルカー米大統領経済回復諮問委員会長講演「金融リスク」
04:15(米)ラッカー米リッチモンド連銀総裁、会見

04:30(英)英保守党、労働党、自由民主党党首によるTV討論会 

EU経済・金融問題評議会(18日まで)
BRICsサミット(ブラジリア、16日まで)

重要な米経済指標発表も少なくないほか、米地区連銀各総裁などの講演が相次ぎますが、引き続きギリシャ国債の信用不安再燃や中国引き締め警戒ということで発表済み中国指標から人民元問題への蒸し返し、思惑動意も注意を要したいところで、事実が出るまでは警戒態勢は解けません。

ドル円ぱっと見テクニカル。

93円台半ばからの上値重さ、下降圧力を感じる一方で、細かい切り替えしのチャンスが増えたとポジテイブに捉えて考えています。

0415欧米ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/米ドル円



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2010年04月15日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

本日は4月15日で「よ(4)い(1)こ(5)」と語呂合せ出来る「良いこ(子・顧・此)の日」だそうで。
個人投資家の皆様にとって”良いこの日!!”になりますよう祈念しております。

昨晩と本日のポイント。
さて、昨晩は注目のバーナンキFRB議長米議会証言において「FOMCは非常に低い水準の金利が長期間必要となる可能性がある」との認識を示したことで、利上げ期待感は後退。
注目された「長期間(for an extended period)」の変更はなく、ドル円相場の上値は限定的となっています。

加えてバーナンキ議長は質疑応答の中で「中国が為替相場を一層柔軟にすることは、中国にとり良いことだと考える。」とも証言。
そうなると本日11時に発表される中国の第1・四半期国内総生産(GDP)など各種経済指標に関心が集まるのは必至で、人民元切り上げの思惑が高まり続けているだけに、指標を通じて市場の観測がどう変化するか重要なポイントと考えられます。

シナリオ想定としては
好調な内容となった場合に、景気楽観論を背景としたリスク選好の動きがアジア株の押し上げ反映や豪ドルなど資源国通貨を中心としたクロス円に反映される可能性。
強め過ぎる内容となった場合、インフレ抑制に向けた人民元切り上げ観測が強まる可能性から円買いバイアスが掛かり易くなる可能性。

大別して2点が考えられますが、勿論、その限りではなく、例えば、あまりにも強い数字になると追加の金融引き締め、人民元切り上げ時期の思惑が突発的な緊急金融引き締め政策の発表に、、、等、週末越えリスクとしても取り沙汰される可能性もあり、リスク選好と引き締めの両面を意識し、上下どちらにぶれても柔軟な対応が望まれるところです。


11:00 (中) 第1四半期GDP[前年比](前回+10.7% 予想+11.7%) 
11:00 (中) 3月生産者物価指数[前年比](前回+5.4% 予想+6.4%)
11:00 (中) 3月消費者物価指数[前年比](前回+2.7% 予想+2.6%) 
11:00 (中) 3月小売売上高[前年比](前回+22.1% 予想+18.0%) 
11:00 (中) 3月鉱工業生産[前年比](前回+12.8% 予想+18.2%) 
11:00 (中) 3月固定資産投資[年初来、前年比](前回+26.6% 予想+26.0%) 


ドル円ぱっと見テクニカル。
一部報道で国際協力銀行が円建て外債(サムライ債)の発行を支援する、という内容が週末の外貨建て投信の新規設定による外貨買い・円売りを心理的に支援するのか、強いてはドル円への影響有無も興味深いところ。

ドル円相場は60分足ボリンジャーバンドでみると上下+−2σでのバンド幅がおおよそ93.00〜93.60
下値焦点として指摘した93.10-92.80のギャップ(窓)の埋め戻して93円台前半を維持。
上値も93.60-70のギャップ(窓)の埋め戻してレンジ幅を拡大させたものの指摘したとおり93円台後半は抜けきれず、93.75のオプション設定観測が囁かれています。

東京時間は様子見派が台頭しそうですが、保有ポジションがあるなら中国指標からの影響を鑑みたトレンド予想も意識しておく必要を感じます。

0415東京ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/米ドル円



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プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。(東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 副委員長、東洋大学 社会人基礎力 特別講師)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


「勝ち残りFX」(扶桑社)

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