2010年05月27日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

1905(明治38)年の本日は日本艦隊がロシアのバルチック艦隊に対して日本海海戦で勝利を収めた日。
戦前は海軍記念日だったそうです。

当時は国際的な慣習として「観戦武官」の存在があり日露戦争当時も欧米諸国13ヶ国から観戦の為の来日していたそうですから、さぞかし、アジアの小国”日本”の単独勝利に驚愕したことかと思います。

最強通貨は何だ!?
通貨においての信認度は国力への信用度が裏付けられているのは周知ですが、古くは英国ポンド、そして現在においての国際的な基軸通貨として認められているのは米国ドルです。

近年はその信認度合いが揺れ、対して”新生”広域合成通貨である”ユーロ”が持て囃されていますが今回の金融危機でそのユーロの信認度合いも後退。
次世代の基軸通貨も予見不能なムードです。

幻のアジア通貨構想。
アジア通貨危機の後、1997年に日本政府は、下落したアジア通貨の価値を支える資金を用意するアジア通貨基金(AMF)構想を打ち出し、円の広域・国際化を図りました。

しかし日本の台頭を恐れた米国と中国が反対を表明し、頓挫しています。

そこで、今だからこそドル、ユーロに対抗して日中韓、そして東南アジア諸国連合(ASEAN)が手を携えてアジア共通通貨が誕生すれば3極通貨体制として世界の金融市場も安定、、、、と考えました。
しかし、ユーロの現状を鑑みれば同床異夢の踏襲になりそうで、ユーロ諸国同様、アジア各国も十人十色 (じゅうにんといろ)・・・。

未来と今。
そうなると未来に向けては円の単独国際通貨化が望ましいのかもしれませんが、、、現状の円高推移は容認しがたいものがあります・・。

e-profit FXチャートのコンビ二/上昇下落&出来高ランキングを御覧に成ると各通貨ペアの騰落率が御覧に成れます。円へのバイアスをご確認ください。

騰落率
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート

 

本日のランチはまずは足元、極東の安定と平和を祈念して石焼ビビンバと致しました・・。

銀座3丁目の長寿韓酒房の石焼きビビンバ
Photo BY koji

今夜の材料。
19:00(ユーロ圏) ガイトナー米財務長官とショイブレ独財務相が共同会見                   
20:00(ユーロ圏) ゴンザレス=パラモECB理事講演                           
20:25(ユーロ圏) ファンロンパイEU大統領 会見
21:30(米) 週間新規失業保険申請件数 (前回47.1万件 予想43.5万件)
21:30(米) 第1四半期GDP・改定値 [前期比年率] (前回+3.2% 予想+3.5%)
21:30(米) 第1四半期GDPデフレーター・改定値[前期比年率](前回+0.9% 予想+0.9%) 
21:30(米) 第1四半期個人消費・改定値 [前期比] (前回+3.6% 予想+3.7%)
21:30(米) 第1四半期コアPCEデフレーター・改定値[前期比年率] (前回+0.6% 予想+0.6%)
22:30(米) 米国株式市場(〜05:00)
23:00(米) ニューヨークオプション行使時間期限  
24:00(英) ロンドンフィキシング 

時間未定
○米セントルイス連銀ブラード総裁講演(ストックホルム)
○(独) 5月消費者物価指数・速報 [前月比] (前回-0.1% 予想+0.1%)
○(独) 5月消費者物価指数・速報 [前年比] (前回+1.0% 予想+1.2%)

 出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート/岡三グループ各社/各情報ベンダーより

     
ドル円ぱっと見テクニカル。
満月を明晩に控え、ニューヨーク勢は明後日から月曜日まで3連休。
今夜、アグレッシブとなり、明晩は連休前でポジション整理に徹するか?・・。

0527欧米ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/ドル円



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2010年05月27日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

サッカーとユーロ
さて、スポーツの祭典に政治や経済問題を持ち込むのは如何なものかと思いますが、2010年南アフリカW杯(6/11〜7/11)の代表出場チーム国を見ると、PIGS(ポルトガルPortugal、イタリアItaly、ギリシャGreece、スペインSpain)諸国、強そうですね。うーん、、と色んな意味で唸ってしまいます・・。

(恐らく、W杯が始まれば試合のカード次第では当該国の市場参加者も観戦に熱が入り流動性の低下が予想されます。)

ドイツ財務省報道官によるとドイツは欧州連合(EU)や国際社会の同意を待たないで投機抑制を単独で実行する用意があるとのこと。
サッカー同様、スタープレーヤーの存在も大事ですが欧州連合としてのチームプレーがどのように展開されるか、引き続き注視です。
サッカーボール


中国の欧州債投資見直し報道から・・。
昨晩は中国当局が欧州の財政危機を踏まえて、PIGS諸国を中心としたユーロ圏の債券のエクスポージャー(リスク資産)の見直しを進めている、とした 英紙報道からユーロ売り圧力が再燃。

しかし、以前に指摘したように数年前より原油決済も含め各国の外貨準備にユーロシフトが進んできた経緯がありますから今後は中近東諸国や、ロシア、米系公的年金系など各種機関投資家による対応も話題にあがるものと考えます。


東京ドル円。
本日の東京外国為替市場では引き続き欧州債務危機による域内景気の悪化、そして欧州各金融機関に対しての信用不安も取り沙汰した金融市場全体への不安拡大に対する懸念がなされます。

本来ならばユーロ圏の危機、そして中国の引き締めへの懸念が広がるなか、日本市場、特に株式市場は相対的に「安全な避難場所」と期待したいのですが、本日もトレンド双行を見せるドル円チャートと比すると共に上値重さが感じられます。

0527ドル円と日本株
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足/米ドル円/日経平均株価


前出、各国政府系ファンド等による欧州投資の継続有無でユーロが上下する可能性、また、先日指摘した豪国の資源超過利潤税(RSPT)に関して豪財務相は「資源税のいかなる変更も考えていない」と述べており、総じてクロス円からのドル円への影響、リスク回避の流れから対円圧力への高まりに警戒を要します。

ドル円ぱっと見テクニカル。

0527東京ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/ドル円



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2010年05月26日

お疲れ様です、岡三オンライン証券の武部力也です。

さて、今回は豪ドル円について考えました。


テクニカル的な見方。
まず、日足のローソクを見ていると昨日の形状が下影陽線(陽のカラカサ線)を表していることが確認できます。

これは酒田五法をはじめローソク足によるテクニカル的な見方だと大量の売り圧力で下落したものの、その後はそれを上回る買い圧力で高値で引けした際に見られる形状として、上昇トレンドへの転換を示唆するもの、と解釈されています。



一目均衡線で併せ見ると目先の上限としては転換線が推移する77.74水準が意識されます。

0526日足豪ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・日足・一目均衡表/豪ドル円


但し、トレンド双行を見せるドル円チャートと比して考えると共に上値重さが感じられる一方、下値サポートもあり、横ばい形状が窺えます。

豪ドル円とドル円0526の60分足
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/米ドル円/豪ドル円


ファンダメンタルズ的な見方。
ファンダメンタルズ的に鑑みると5月上旬に豪準備銀行(RBA)金融安定化部門責任者が「豪住宅価格は非常に急速に上昇」等、景気の過熱やインフレを抑制するために継続的な金融引き締めを意識させました。

しかし、実際の豪準備銀行の定例理事会議事録では現在の金利が正常な水準に近づいたことを示唆し向こう数ヶ月間は追加利上げを先送りし、これまでの利上げの影響を見守る姿勢を明らかにしています。

また、ごく一部の市場筋では世界的な景気後退懸念から利下げの可能性も萌芽しつつある、との見方もあるようで金利先物市場では豪準備銀が今年半ばに利下げに踏み切る可能性も織り込み始めました。

次回6月1日豪準備銀行金融政策決定会合以降の施策に対しては下方圧力の高まりも懸念されるところです。


個人的に一番懸念しているのは2010年5月2日日曜日にラッド首相及びスワン財務大臣により、豪州の将来の税制に関する政府方針が発表され2012年7月1日から資源超過利潤税(RSPT)導入が示されたこと・・。

要は豪国内の資源開発で得た事業利益に対して、最大40%課税するというもので、中国等のアジアからの資源需要によって利益を国内に還元することを目的としています。
2010 年後半に予定されている連邦総選挙を前に財源不足を補うため抜本的な税制改革に着手して勝負を賭けたラッド首相・・。

そうした国内事情も少なからずソブリンリスク(国家の信用リスク)として意識されてきているなら、豪ドルの上値重さは否めないところかもしれません。


豪ドル円戦略。
実戦的には中長期的な下降トレンドを意識しながらの短期トレード、、、となるでしょうか。引き続き、豪ドル円の動向を注視するところです。

 

今夜の材料。

20:00(米) MBA住宅ローン申請指数[前週比](前回-1.5%) 
21:30(米) 4月耐久財受注 [前月比] (前回-1.3% 予想+1.3%)
21:30(米) 4月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器] (前回+2.8% 予想+0.3%)
21:30(ユーロ圏) バローゾ欧州委員長、会見
22:00(英)ガイトナー米財務長官とオズボーン英財務相が会見 
22:00(加) 4月新築住宅価格指数(前回+9.9%)
22:30(米) 米国株式市場(〜05:00)
23:00(ユーロ圏) バローゾ欧州委員長、アルムニア欧州委員、会見
23:00(米) ニューヨークオプション行使時間期限  
23:00(米) 4月新築住宅販売件数 (前回41.1万件 予想42.0万件)
23:00(米) 4月新築住宅販売件数 [前月比] (前回+26.9% 予想+2.2%)
23:30(米) 週間原油在庫[前週比](前回+16.2万バレル)
24:00(英) ロンドンフィキシング 
05:15(米) ラッカー米リッチモンド連銀総裁講演

○経済協力開発機構(OECD)が世界経済予測を発表
○ ガイトナー米財務長官、トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁と 会談(フランクフルト)
○欧州中央銀行(ECB)のゴンサスパラモ理事、フランクフルトで講演

出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート/岡三グループ各社/各情報ベンダーより

ユーロ圏の債務危機がぜい弱な景気回復を阻害し、金融システムに打撃を与える可能性があるとの懸念から、3ヶ月ものLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)の上昇など欧州金融機関のドルの資金調達問題に市場の関心がシフト。

また、「FRBがECBに対するドルスワップ金利の引き下げの可能性」と米紙が報道した下地の中で日銀のカンファレンスに出席したバーナンキ米FRB議長が現在、主要国間で実施している通貨スワップ協定について「恒久的措置は望まない」と述べて金利マネーマーケットが混乱。スワップ市場でも混乱が生じるなどリスク回避ムードの根深さが窺われます・・。

今夜も要人発言やユーロ動向からボラタイルな値動きを予想。
ファイナンシャルアストロロジーサイクル上では28日金曜日が満月であることから危険転換期入りとなりました。
0526満月

ドル円ぱっと見テクニカル。

0526欧米ドル円
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/ドル円

 


豪ドル円ぱっと見テクニカル。

0520豪ドル円60分足
出所:岡三オンライン証券:e-profit FXチャート・60分足/豪ドル円



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プロフィール
武部力也(たけべ りきや)
岡三オンライン証券(株)
投資情報部長 兼 シニアストラテジスト

【経歴】
東京都出身
1989年
日本大学法学部卒業・東京短資入社。トウキョウフォレックス、トウキョウフォレックス上田ハーロー/東京外国為替市場インターバンク(銀行間)市場・ドル円外為ブローカー。
2001年
トウキョウフォレックストレイダーズ証券・情報企画部部長、金融法人事業部部長。
2006年
トウキョウフォレックス・法人営業、営業推進部長。
2009年
岡三証券入社。(東京金融取引所 為替・株価指数証拠金市場運営委員会 副委員長、東洋大学 社会人基礎力 特別講師)

【趣味】
剣道、映画鑑賞。

【活動】
■ラジオNIKKEI「マーケットプレス」
日本テレビ(BS/CS)「NEWS24まーけっとNAVI」
東京MXテレビ「東京マーケットワイド」「WORLD MARKETZ」
ほか、日経CNBC等に定期出演、金融系マーケットメディア、新聞、経済誌などでレポート執筆
■公式ブログ「力也のFX道場」
■公式動画「株と為替の売買シナリオ」

【著書】
「勝ち残りFX」(扶桑社)


「勝ち残りFX」(扶桑社)

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